キャプテン(Captain)とは、宇宙船の指揮者の呼び名、あるいは軍隊で使用される階級である。役職としてのキャプテンは船長や艦長、隊長とも訳される。階級としてのキャプテンは、地上軍を中心に主に大尉と訳されるが、帝国宇宙軍のキャプテンは大佐相当の場合と大尉相当の場合がある。
ファースト・オーダーのファズマはストームトルーパー部隊のキャプテン(この場合大尉)を務めていたが、彼女の事実上の権限は階級よりも高かった。[1]
宇宙船のキャプテン[]
宇宙船の指揮者としてのキャプテンは、船の規模によって船長または艦長と訳される。例えば密輸業者のハン・ソロはYT-1300軽貨物船<ミレニアム・ファルコン>の船長で、帝国宇宙軍のロース・ニーダはインペリアル級スター・デストロイヤー<アヴェンジャー>の艦長だった。
軍隊におけるキャプテン[]
帝国地上軍、共和国再建のための同盟、ファースト・オーダー、レジスタンスの軍隊におけるキャプテンは大尉と訳される。
帝国宇宙軍におけるキャプテンの位置づけはケースによって異なり、大佐または大尉となる。
訳語[]
軍隊の階級としてのCaptainの訳語は、その人物が宇宙軍所属か地上軍所属かによって異なる。現在確認されている限り、帝国地上軍、反乱同盟軍、ファースト・オーダー、レジスタンスのCaptainは「大尉」と訳して問題ない。
しかし帝国宇宙軍では、Captainが大佐に相当するケースと大尉に相当するケースがあり、明確に翻訳することはできない。軍艦の指揮官(艦長)としてのCaptainについても、その人物が階級上では実際にどの程度の位置にいるのか、指揮艦の規模や直属の部下の階級等から推し量る必要があり、同じ艦長でも実際の位は大佐~大尉までケース毎に異なる。
これは翻訳上の問題というよりは、原典においても帝国宇宙軍の「大佐相当のCaptain」と「大尉相当のCaptain」が区別されてないことが原因である。前者を「Captain of the Line」または「Senior Captain」と仮定して区別すれば一応の筋を通すことはできるが、正史メディアでは言及されていないため、本サイトでも保留としている。