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「コントローラー、たったいま許可のないドロイドが1体、キラン71のISB基地に入りました」
LT-319に報告を行う3-9[出典]

キラン71(Killun 71)は初期反乱運動時代銀河帝国の支配下に置かれていた衛星である。白い大型の天体の付近に位置した。キラン71の大気圏には緑の霧が立ち込め、地表にはごつごつとした岩の地形が広がっており、入植は困難だったが、帝国はこの衛星の岩山にキラン・ステーションと呼ばれる前哨基地を置いていた。反乱分子のフェニックス戦隊は、アウター・リム・テリトリー惑星ロザルでの作戦に必要な帝国のコードを手に入れるため、キラン・ステーションにドロイドスパイ送り込んだ

特徴[]

「ここは制限区域だ。所属を言え」
―帝国の管制官[出典]

衛星キラン71はより大型の、い天体の付近に位置していた。[2] 大気の層に包まれていたため、キラン71は宇宙から見ると緑色の球体で[1]、大気圏内から見た空も鮮やかな緑色だった。[2] キラン71の地表には巨大な岩山が突起した地形が広がっており、入植は困難だった。[1]

歴史[]

「至急、ステーションに警告しましょう」
「待て。保安局に知らせるのは、私があのスパイから必要な情報を引き出した後だ」
―3-9とLT-319[出典]
KillunStation

キラン・ステーション

キラン71にはごつごつとした岩の地形が広がっていたため入植は困難だったが、銀河帝国はこの星にキラン・ステーションと呼ばれる前哨基地を置いていた。帝国保安局によって設立・運営されていたこのステーションでは[1]、帝国の機密情報や、軌道進入許可コードなどが管理されていた。初期反乱運動時代アウター・リム惑星ロザルへの攻撃作戦を計画していた反乱分子フェニックス戦隊は、ロザルへの侵入コードを手に入れるため、キラン・ステーションをターゲットに選んだ。[2]

2 BBY[3]、フェニックス戦隊は反乱軍パイロットウェッジ・アンティリーズアストロメク・ドロイドC1-10P(チョッパー)、プロトコル・ドロイドAP-5からなるチームをキラン・ステーションの潜入任務に送りだした。チョッパーの侵入に気づいた帝国情報局のコントローラー[2] LT-319[4] はこのドロイドを遠隔でハッキングし、反乱軍基地の場所を突き止めるため一時的に彼を制御下に置いた。しかし反乱者たちは目的のコードを回収することに成功し、チョッパーも帝国の支配から解放された。[2]

地名[]

「止まれ。1体ずつスキャナーを通れ」
―キラン・ステーションのストームトルーパー[出典]

キラン71の地表に存在する岩の突起物のひとつに帝国のキラン・ステーションが設けられ、人間やドロイドが活動していた。[2] 帝国保安局によって運営されていたこの基地では機密情報が保管されており、厳重なセキュリティ体制が敷かれていた。ステーションのあらゆる入り口にはストームトルーパーの見張りが配置され、通過型認証スキャナー[5] 訪問者のチェックが行われていた。[2]

制作の舞台裏[]

Killun 71 concept art

『二重スパイ・ドロイド』のために制作されたキラン71のコンセプト・アート

キラン71はTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たちシーズン3の第19話『二重スパイ・ドロイド』で初登場を果たした。本エピソードは2017年3月11日ディズニーXDで初放送された。[2] 公式サイト StarWars.com のエピソード・ガイドには、ザック・プルシンスキーによって制作されたキラン71のコンセプト・アートが掲載されている。[6] またキラン71という名称は、『スター・ウォーズ 反乱者たち』のアート・ディレクターを務めるキリアン・プランケット1971年生まれ)にちなんでいるものと思われる。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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