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「ふむ、すばらしいな。部下は大勢いるが、ドリアナ、きみのように頭がきれるうえに、抜け目のない者はほとんどいない」
ダース・シディアス[出典]

キンマン・ドリアナ[1](Kinman Doriana)は銀河共和国銀河帝国の時代にパルパティーンから最も信頼を受けていた人物の一人。ドリアナはセイト・ペスタージュのような地位にいたが、帝国における彼の公式の肩書きが何であったのかは不明である。

経歴

生い立ち

キンマン・ドリアナはミッド・リム惑星ナブーに生まれた。ドリアナはパルパティーンが惑星選出の元老院議員に選出された際、その補佐官の一人として彼に同伴し、コルサントへとやってくる。それと時期を同じくして、彼は裏でシス卿ダース・シディアスに仕えていた。セイト・ペスタージュとは異なり、ドリアナはパルパティーンの正体を知らなかった。彼は二君に仕えているつもりだったが、パルパティーンこそがシディアスだったのだ。奇妙なことに、ドリアナはうわべは温厚な最高議長パルパティーンと気まぐれさを包み隠さないシス卿、このどちらも同じくらい恐ろしく思うようになる。パルパティーンがフィニス・ヴァローラムの顧問になったとき、ドリアナはセイ・タリアとなんらかの関係を持っていたと考えられる。コルサントでは、彼はサード・リング・アパートメント・タワーズの238階に居宅を構えていた。

クローン戦争前

クローン戦争より前の時代、ドリアナはアウトバウンド・フライトを妨害し破壊するチームの指揮官として、ダース・シディアスにより派遣される。彼はコマンダー・ストラティス(Commander Stratis)を名乗り、二モーディアンサイヴ・カヴと共に銀河系の外縁へと向かう。だが、彼らの15隻からなる艦隊は偶然遭遇したコマンダー・スローン率いるチス拡張領域防衛艦隊によって破られてしまう。ドリアナは言葉巧みにアウトバウンド・フライトのジェダイと植民者たちがチスに対する脅威であるとスローンに吹聴した。結果的にアウトバウンド・フライトは破壊され、搭乗していた大部分のジェダイはこのときに命を落とす。ジェダイを率いていたジョラス・シボースは、怒りに駆られてフォースのダークサイドに堕ち、通信機越しに顔を合わせるスローンの首を、宇宙空間を隔てているにもかかわらずフォースで絞めた。ドリアナはスローンが好戦的なヴァガーリのために用意していた放射能兵器を、意図せずともアウトバウンド・フライトに対し使用し、スローンを救う。危険な存在であるスローン殺害を心に決めていたドリアナだったが、結局はその機会を自ら放棄する。スローン殺害を試みたカヴのほうは、彼自身が命を落とす羽目になった。

ドリアナは共和国領に帰るが、その際にこの一件で知り合ったコレリアンジョージ・カーダスシスのエージェントとしての仕事を依頼している。

クローン戦争

クローン戦争が始まったころ、彼はまだパルパティーンのスタッフのひとりだった。彼はジャーナリストのブルキッシュ・ブーンが、ロイヤリスト・コミッティーが共和国の“影の政府”だと揶揄した際、「ブーン氏ほど視野の狭い人物が見つけることが出来るなら、それは大した影の政府ではあるまい」としてこの発言を退ける。クローン戦争の12ヶ月目、ドリアナはパルパティーンによって惑星カータオスパーティ・クリエーションズ社へと派遣される。ドリアナはカータオでシディアスの手先としても働き、独立星系連合との戦いが続く中、スパーティのクローニング・シリンダーの大部分を破壊した。残ったシリンダーは、秘密裏にウェイランドビィスへと送られる。

その後

ドリアナのその後は知られていないが、銀河帝国ヴォス・パーク提督は彼が早すぎる死を遂げたと言及している。パークはパルパティーンがドリアナの死によってもたらされた穴を、他の3人で満たしたと考えていた。すなわち、ダース・ヴェイダースローン大提督、そしてマラ・ジェイドである。パークはキンマン・ドリアナがパルパティーン台頭の裏を築き上げた人物のひとりだともしたが、この意見がどれぐらい本当だったのかは未知である。

登場エピソード

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
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