- 「フォースが我々とともにあらんことを」
- ―アクバー提督[出典]
ギアル・アクバー(Gial Ackbar)は惑星モン・カラ出身のモン・カラマリの男性で、共和国再建のための同盟や新共和国に仕えた提督である。彼はモン・カラマリ・ガードのキャプテンとしてクローン戦争にも参戦した。故郷モン・カラで行われた戦いで、アクバーはモン・カラマリの王子リー=チャーを守った。
皇帝シーヴ・パルパティーンの銀河帝国が台頭した後、アクバーは帝国の圧政に反旗を翻した反乱同盟軍に加わった。同盟軍で最高の軍事指導者となったアクバーは、非人間種族を虐げていた銀河帝国に対する抵抗を象徴する存在だった。また、反乱軍はアクバーのおかげでモン・カラマリ種族から大規模な支援を獲得し、同盟宇宙軍の大部分を構成するモン・カラマリ・スター・クルーザーを手に入れた。
エンドアの戦いで、アクバー提督は旗艦<ホーム・ワン>に乗って第2デス・スターを攻撃する同盟軍艦隊を指揮した。同盟軍は衛星エンドアの軌道に浮かぶ巨大バトル・ステーションに奇襲を仕掛けたつもりでいたが、スーパー・スター・デストロイヤー<エグゼクター>を始めとする帝国軍艦隊が彼らを待ち受けており、アクバー提督は敵の罠に嵌まってしまったことに気付いた。しかし、アクバーたちは地上攻撃部隊がシールド発生装置を破壊するまで持ちこたえ、ランド・カルリジアン将軍が率いるスターファイター部隊がデス・スターの反応炉破壊に成功した。エンドアの大勝の後、アクバーは新共和国防衛艦隊の元帥に任命され、優れた戦術家兼戦士として評価された。