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「君たちはクラスでトップの成績を上げてきた。ギャザリングに挑む権利を得たってことよ。ジェダイにとってこれ以上に名誉な挑戦は無いの」
アソーカ・タノ[出典]

ギャザリング(The Gathering)はジェダイ・オーダー訓練生に課せられる通過儀礼。惑星イラム洞窟において、各々のライトセーバー制作に必要なカイバー・クリスタルを見つけ出す試練であり、フォースを使い、個人が抱える恐怖や過ちを克服しなければクリスタルを手に入れることはできなかった。ギャザリング修了後、訓練生たちはヒュイヤン教授のもとでライトセーバーの制作方法を学んだ。ギャザリングは訓練生がパダワン見習いとしてジェダイ・マスターナイトに師事する前に達成しておかなければならない試練の1つだった。

概要[]

「自分のクリスタルをどう見分けるんです?」
「それは自然に分かるようになってる」
ペトロとアソーカ・タノ[出典]
Gungi-Crystal Caves

クリスタル洞窟

ギャザリングの伝統はジェダイ・オーダーの夜明けまで遡り、クローン戦争の時代まで数世紀にわたって受け継がれていた。[2] この通過儀礼は若きジェダイ・イニシエイトたちがそれぞれの内面にある恐怖や過ちを乗り越え、ライトセーバーの製作に必要なカイバー・クリスタルを見つけ出すことを目的としており、惑星イラムにあるジェダイ・テンプルで執り行われた。[1] ギャザリングに参加するイニシエイトは、旧共和国時代から1,000以上にわたって使用されている宇宙船クルーシブル>でイラムへ運ばれた。[3]

ジェダイ・イニシエイトは少人数のグループでギャザリングに参加し、ジェダイ・マスターパダワンといったより高位のジェダイに付き添われ、テンプルの前まで案内された。テンプルの入り口は普段は氷に閉ざされており、参加者たちはフォースに心を集中し皆で力を合わせることで進む道を開く必要があった。テンプルのホールに入った時点で案内は終わり、その先はイニシエイトだけでクリスタル洞窟に入り、各々のクリスタルを自力で見つけなければならなかった。洞窟の門は氷でできており、日が当たっている間だけは氷が溶けて出入りが可能になるが、日が沈むと洞窟の中に閉じこめられる仕組みになっていた(日が沈む前に戻るのが試練の一環になっていたが、門はただの氷なので、実際は閉じこめられたとしても突破は容易だった)。[1]

The Gathering

クローン戦争中に行われたギャザリング

クリスタル洞窟の中は迷路のようになっており、イニシエイトたちは互いに協力しつつも、最後は1人で自分のクリスタルを見つける必要があった。クリスタルの発見および獲得はひとつのテストになっており、勇気、希望、忍耐、自信、信頼、自己犠牲の精神など、ジェダイが持つべき資質を試された。ギャザリングで手に入れたクリスタルは、イニシエイトたちが作るライトセーバーの核となった。[1] クリスタルはもともと無色だったが、フォースを通してイニシエイトと調和することで青や緑などに変色し、その後は同じ色を保った。[4]

クローン戦争が行われた銀河共和国時代末期、新しいジェダイの育成がオーダーにとって急務となったため[1]、ギャザリングに参加するジェダイ・イニシエイトも年々若くなっていった。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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