クリスガルド・ダーティス(Krysguld Dartis)は人間の男性で、惑星サヴァリーンのビス精製所に築かれた村に住んでいた監視人である。他の村人と同じく、ダーティスもクリムゾン・ドーン・シンジケートによって舌を切り落とされていたが、無音の通信ネットワークによって仲間たちに警告を伝えることができた。10 BBY、エンフィス・ネスト率いるクラウド=ライダーズがハン・ソロたちと協力してサヴァリーンの村でクリムゾン・ドーンに立ち向かった時、ダーティスもその場に居合わせた。
経歴[]
人間の男性、クリスガルド・ダーティスは惑星サヴァリーンのナコティック・コーストにある村に住む監視人だった。彼の村は放棄されたビス精製所に造られており、密輸業者たちの秘密基地として使われていた。[1] 村人たちがクリムゾン・ドーンと呼ばれる犯罪シンジケートに抵抗した際、ダーティスは他の村人と一緒に犯罪組織による報復で舌を切り落とされた。[2] しかし彼は声が出なくても村の監視人としての役割を全うし、仲間の脅威を与えうる存在か否かに関わらず、村に近づくあらゆるスターシップを警戒した。ダーティスが危険を察知してタップ=コード・コマンドを発信すると、村人たちは脅威が去るまで避難所や洞窟に身を隠した。[1]
10 BBY、クリムゾン・ドーンに所属するトバイアス・ベケットのクルーがサヴァリーンに現れ、未精製のコアクシウムをビス精製所へ運び込んだ。彼らは惑星ケッセルのスパイス鉱山で入手したこのハイパー燃料を加工し、シンジケートに差し出そうとしていた。しかしクラウド=ライダーズの指導者であるエンフィス・ネストがダーティスの村に起きた事件をクルーに教え、コアクシウムは犯罪者に渡さないでほしいと頼んだ。ベケットの仲間、ハン・ソロはネストに説得され、クラウド=ライダーズがシンジケートの保安部隊を待ち伏せしてコアクシウムを手に入れる手伝いをした。[2]
人物[]
クリスガルド・ダーティスは人間の男性で、肌は黒く、茶色の目と黒い髪を持っていた。彼は無音の効果的な通信ネットワークをナコティック・コーストの海岸に張り巡らせ、村の監視人として侵入者を警戒した。ダーティスはタップ=コード式コムリンク及び位置トランスポンダーを首から下げ、ダイヤルを回すことで先端部分に電流を流すことができるクラブを携帯した。また、彼は他の村人と同じくストライプ模様が入ったローブを着ていた。[2]
制作の舞台裏[]
クリスガルド・ダーティスは2018年公開の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。パブロ・ヒダルゴによる設定資料集『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』で初めて名前が明かされた。
登場作品[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)