Wookieepedia
(→‎top: clean up, replaced: 新共和国時代新共和国時代)
(→‎登場作品: clean up, replaced: ==登場エピソード== → ==登場作品==)
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
33行目: 33行目:
 
|dissolved=11 ABY
 
|dissolved=11 ABY
 
|restored=[[12 ABY]] {{C|[[インペリアル・レムナント]]として}}
 
|restored=[[12 ABY]] {{C|[[インペリアル・レムナント]]として}}
|era=[[新共和国時代(出版区分)|新共和国時代]]}}{{DEFAULTSORT:くりむそんえんはいあ}}
+
|era=[[新共和国時代(出版区分)|新共和国時代]]}}
 
{{Quote|パルパティーンの最後の死のあと、帝国はあっという間に崩壊し、エンドアの戦い後よりも大混乱が起こった。ジャックスはパルパティーンの跡を継ぐために、一三人からなる暫定評議会を創設し、みずから長におさまった|[[ヴォレン・ナル/レジェンズ|ヴォレン・ナル]]の歴史書|スター・ウォーズ 全史}}
 
{{Quote|パルパティーンの最後の死のあと、帝国はあっという間に崩壊し、エンドアの戦い後よりも大混乱が起こった。ジャックスはパルパティーンの跡を継ぐために、一三人からなる暫定評議会を創設し、みずから長におさまった|[[ヴォレン・ナル/レジェンズ|ヴォレン・ナル]]の歴史書|スター・ウォーズ 全史}}
 
'''クリムゾン・エンパイア'''(Crimson Empire)は、[[19 BBY]]に[[パルパティーン]]が創設した[[銀河帝国/レジェンズ|初代銀河帝国]]の流れを引き継ぎ、帝国の中央部を支配した最後の派閥だった。復活したパルパティーン率いる[[ダーク・エンパイア]]が敗北した後、[[11 ABY]]に形作られたクリムゾン・エンパイアは、1[[標準年/レジェンズ|年]]と続かず短命に終わった。創設者の[[カノア・ジャックス]]が[[皇帝のロイヤル・ガード/レジェンズ|皇帝のロイヤル・ガード]]だったことから、そのユニフォームの[[色/レジェンズ|色]]に因み、クリムゾン(真紅)と名付けられていた。
 
'''クリムゾン・エンパイア'''(Crimson Empire)は、[[19 BBY]]に[[パルパティーン]]が創設した[[銀河帝国/レジェンズ|初代銀河帝国]]の流れを引き継ぎ、帝国の中央部を支配した最後の派閥だった。復活したパルパティーン率いる[[ダーク・エンパイア]]が敗北した後、[[11 ABY]]に形作られたクリムゾン・エンパイアは、1[[標準年/レジェンズ|年]]と続かず短命に終わった。創設者の[[カノア・ジャックス]]が[[皇帝のロイヤル・ガード/レジェンズ|皇帝のロイヤル・ガード]]だったことから、そのユニフォームの[[色/レジェンズ|色]]に因み、クリムゾン(真紅)と名付けられていた。
54行目: 54行目:
 
==制作の舞台裏==
 
==制作の舞台裏==
 
カノア・ジャックスが支配した帝国の名前は、彼が登場する[[スター・ウォーズのコミック|コミック・ブック]]・シリーズ『[[Crimson Empire]]』には登場しなかった。しかし『The Essential Atlas』(未邦訳)で、シリーズ名と同じ“クリムゾン・エンパイア”という名称が与えられた。クリムゾン・エンパイアの前身であるダーク・エンパイアも、同様に[[ダーク・エンパイアI|コミック・シリーズ名]]から名付けられている。
 
カノア・ジャックスが支配した帝国の名前は、彼が登場する[[スター・ウォーズのコミック|コミック・ブック]]・シリーズ『[[Crimson Empire]]』には登場しなかった。しかし『The Essential Atlas』(未邦訳)で、シリーズ名と同じ“クリムゾン・エンパイア”という名称が与えられた。クリムゾン・エンパイアの前身であるダーク・エンパイアも、同様に[[ダーク・エンパイアI|コミック・シリーズ名]]から名付けられている。
==登場エピソード==
+
==登場作品==
 
*Crimson Empire {{1st}}
 
*Crimson Empire {{1st}}
 
*Crimson Empire II: Council of Blood
 
*Crimson Empire II: Council of Blood
60行目: 60行目:
 
*[[スター・ウォーズ 全史]]
 
*[[スター・ウォーズ 全史]]
 
*{{W|Crimson_Empire_(Galactic_Empire)}}
 
*{{W|Crimson_Empire_(Galactic_Empire)}}
  +
{{Interlang
  +
|en=Crimson Empire
  +
|es=Imperio Carmesí (Imperio Galáctico)
  +
|hu=Vérvörös Birodalom (Galaktikus Birodalom)
  +
|uk=Багряна Імперія (Галактична Імперія)
  +
}}
  +
  +
{{DEFAULTSORT:くりむそんえんはいあ}}
 
[[カテゴリ:銀河帝国|*]]
 
[[カテゴリ:銀河帝国|*]]

2021年11月21日 (日) 07:55時点における版

この記事はカノア・ジャックス帝国を扱っています。お探しの記事はコミック・シリーズかもしれません。

「パルパティーンの最後の死のあと、帝国はあっという間に崩壊し、エンドアの戦い後よりも大混乱が起こった。ジャックスはパルパティーンの跡を継ぐために、一三人からなる暫定評議会を創設し、みずから長におさまった」
ヴォレン・ナルの歴史書[出典]

クリムゾン・エンパイア(Crimson Empire)は、19 BBYパルパティーンが創設した初代銀河帝国の流れを引き継ぎ、帝国の中央部を支配した最後の派閥だった。復活したパルパティーン率いるダーク・エンパイアが敗北した後、11 ABYに形作られたクリムゾン・エンパイアは、1と続かず短命に終わった。創設者のカノア・ジャックス皇帝のロイヤル・ガードだったことから、そのユニフォームのに因み、クリムゾン(真紅)と名付けられていた。

組織

4 ABY以前の銀河帝国や、復活したパルパティーンダーク・エンパイアと同様、クリムゾン・エンパイアも国家の指導者に銀河皇帝を据えていた。しかしこの国家は、帝国暫定評議会として知られる12名の統治組織も活用していた。本来の銀河帝国とは対照的に、クリムゾン・エンパイアは評議会にエイリアン種族のメンバーを登用していた。

軍事

帝国の指揮官たちはディープ・コア軍将として独立していたため、クリムゾン・エンパイアの軍事力は最低限なものとなっていた。しかしそれでも、クリムゾン・エンパイアには全地形対応偵察トランスポート重攻撃ビークル/車輪式A5ジャガーノートセンチュリー・タンク軽攻撃ビークル/リパルサーリフトQH-7チャリオットTIE/saボマーTIE/INインターセプター、最低でも2隻のインペリアル級スター・デストロイヤー、最低でも1隻のキャラック級軽クルーザーを保有していた。第133帝国ファイター・グループは、クリムゾン・エンパイアに属していた。

歴史

Jax with Troopers

カノア・ジャックスとシャドウ・ストームトルーパー

クリムゾン・エンパイアは、復活した皇帝パルパティーンが支配したダーク・エンパイア(1011 ABY)に起源を持っていた。皇帝のロイヤル・ガードだったカノア・ジャックスは、パルパティーンのクローンの肉体に破壊工作を行い、皇帝の最終的なを確実なものにした。パルパティーンが惑星オンダロンで最後の死を遂げると、ジャックスは帝国の支配権を握り、みずからを皇帝と宣言した。ジャックスは12人の評議員で帝国暫定評議会を形成し、国家を統治する。暫定評議会はエイリアン種族もメンバーに登用したが、非人間に重要な政治的地位を与えるのは、帝国の歴史で初めての試みだった。

帝国軍の指揮官の多くは、軍将としてディープ・コアで名乗りを上げており、ジャックスと暫定評議会を無視していた。しかしジャックスのクリムゾン・エンパイアは、パルパティーンが設立した銀河帝国の、最後の中央機関を統治した派閥となった。

カノア・ジャックスは、同じく皇帝のガーズマンを務めたライバル、キア・ケイノスによって殺害された。バー・ノライズが帝国のトップに立ったが、彼はノム・アノアが仕組んだ計略によって暗殺された。黒幕のアノアに操られながら、サンデル・カリヴァスは評議会の敵対者たちを抹殺し、評議会を解散して銀河皇帝を名乗った。しかしカリヴァスはケイノスによって殺され、オード・カントレルに置かれた帝国の首都は、新共和国によって制圧された。評議員の生き残りは新共和国に捕らわれ、カリヴァスの統治はあっという間に終わった。

オード・カントレルの征服により、銀河帝国の正統な流れは断ち切られた。各地に残っていた帝国の軍将をまとめることが出来る中央政府は、完全に消滅した。軍将たちの分裂組織は、およそ1年後の12 ABYナタシ・ダーラ帝国再編によってまとめられ、インペリアル・レムナントが形成されることになった。

領域

クリムゾン・エンパイアは、コロニーズからアウター・リム・テリトリーへと続く細長い領域に存在し、ペンタスター連合と境界で接していた。主な星としては、キルラコル・フロー星系セラノン、オード・カントレル、フィーダインチョアダスタン宙域などが支配領域内にあった。また、エイリアンの評議員(特にウィフィッドクアンクデフェルデヴァロニアンマノスギヴィンクールータ=ファイフら)からの支援のおかげで、クリムゾン・エンパイアは領域外部に孤立した領地を獲得していた。

制作の舞台裏

カノア・ジャックスが支配した帝国の名前は、彼が登場するコミック・ブック・シリーズ『Crimson Empire』には登場しなかった。しかし『The Essential Atlas』(未邦訳)で、シリーズ名と同じ“クリムゾン・エンパイア”という名称が与えられた。クリムゾン・エンパイアの前身であるダーク・エンパイアも、同様にコミック・シリーズ名から名付けられている。

登場作品

  • Crimson Empire (初登場)
  • Crimson Empire II: Council of Blood

参考資料