- 「じつはタトゥイーンにも行ったことがあって、そこでクレイト・ドラゴンを捕まえたわ。その砂嚢にあったパールを売ったお金で<ジュエル>を改造したの」
- ―ルーク・スカイウォーカーに対し、ナカリ・ケレン[出典]
クレイト・ドラゴンの真珠(Krayt dragon pearl)はクレイト・ドラゴンの体内にある物質である。[1] クレイト・ドラゴンは寿命が長く、その間に消化を助ける石を摂取していた。石は彼らの腐食性の消化液によって分解され、最終的には溶かされるが、まれに石に含有されているカイバー・クリスタルがドラゴンの腸に残ることがあった。このクリスタルはドラゴンの長い一生のあいだに滑らかで小さな球体になるまで磨き上げられた。真珠はカイバー・クリスタルでできているためライトセーバーに使うこともできた。真珠を搭載したセーバーは起動時にハウリング音を発しながら、極めて強力で破壊的なブレードを放出した。[2]
歴史[]
クレイト・ドラゴンは惑星タトゥイーンに生息するクリーチャーであり、その真珠は極めて貴重だった。[3] またタトゥイーンの原住種族であるタスケン・レイダーのあいだでは、成人した男性が受けるもっとも重要な試練は、クレイト・ドラゴンを殺してその胃から貴重な真珠を切り取ることだった。[4]
射撃の名手であるナカリ・ケレンは、帝国時代にタトゥイーンへ旅し、クレイト・ドラゴンを捕まえて真珠を手に入れた。彼女はこの真珠で得たお金を、自身のスターシップ<デザート・ジュエル>のアップグレード費用に当てた。[3] また悪名高きビッグ・ゲーム・ハンターにして、元帝国元老院議員のジョハール・ケッセンは、磨き上げたクレイト・ドラゴン真珠の文鎮が、タトゥイーンでの最高の戦利品だと考えていた。[5]
5 ABY、タトゥイーンの町モス・ペルゴの事実上の市長であるコブ・ヴァンスは、町をタスケン・レイダーの襲撃から守るため、彼らと取り引きをすることに決めた。彼はビーストマスターのマラキリの助けを借り、クレイト・ドラゴンの腹からとれた真珠をタスケンに差し出し、町の保護を約束してもらった。[1]
9 ABY、モス・ペルゴを脅かしていたリヴァイアサン・クレイト・ドラゴンを退治するため、コブ・ヴァンス保安官と賞金稼ぎディン・ジャリンから協力を求められたタスケン・レイダーの部族は、倒したドラゴンは自分たちに譲るという交換条件を出した。モス・ペルゴの住民とも力を合わせてクレイト・ドラゴンを倒した後、タスケンたちはこの巨獣を解体し、中から巨大な真珠を見つけ出した。[6]
登場作品[]
- ジェダイの継承者 (言及のみ)
- スター・ウォーズ コマンダー (初言及)
- アフターマス:帝国の終焉 (言及のみ)
- マンダロリアン – チャプター9:保安官 (初登場)