クロージート(Clausito)はクローン戦争で銀河共和国に味方したウーキーの戦士である。ウーキーの母星である惑星キャッシークにて、クロージートはカチーロのウーキー義勇軍を率いるリーダーのひとりだった。クロージートやメルーメルー、アティッチトカックといった義勇軍のリーダーたちは、キャッシークの戦い(19 BBY)が始まる数か月前から、戦いに備えてジェダイ・マスターのルミナーラ・アンドゥリと協議を行っていた。アンドゥリはウーキーの誇り高き戦士文化に着目しつつ、首都カチーロの新たな防衛線を準備し、以前に分離主義同盟によってもたらされた被害を修復した。[1]
制作の舞台裏[]
- 「あるウーキーが実際に敵を真っ二つにしてしまうんだが、彼は前腕に大きなクズリのような、ほぼ爪のようなものを持っていて、それで敵を殴りつけるんだ。たしか名前はクロージート少佐だ。ジョージがそう呼んでいた。私は“本当に? すごく風変わりだ”と思ったね」
- ―デイヴ・フィローニ[出典]

『クローン・ウォーズ』未完成映像より、クロージート少佐
クロージートはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のために制作されたキャラクターである。“クロージート少佐”という名称はスター・ウォーズの創作者であるジョージ・ルーカスによって名づけられた。[2] マット・ミクノヴェッツが脚本を手がけた[3] エピソードに登場予定だったが、同作はシリーズの打ち切りによって未完成に終わった。2015年のセレブレーション・アナハイムにて、クロージートの登場場面の未完成映像が公開され、デイヴ・フィローニ監督がこのキャラクターの名前や特徴を紹介した。[2] 2021年、クロージートは設定資料集『スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い』で初めて正史設定として正式に紹介され、また名前の正しいスペルも判明した。[1]
『クローン・ウォーズ』未完成エピソードによると、クロージートはウーキーの男性で、黒い毛に覆われ、灰色の目をしており、ひげを4束の三つ編みにしている。クロージートは少佐の肩書を持ち、前腕に爪のような装備をつけている。セレブレーション・アナハイムで公開された未完成映像では、クロージート率いるウーキー戦士たちがクローン・フォース99の隊員たちと一緒にマイラヤに乗ってキャッシークの森林を移動していたところ、ネットキャスターの襲撃を受ける。クローンとウーキーはこの予期せぬ襲撃者を協力して撃退する。またこのとき、クロージートはアーマーやベルトを着用し、ボウキャスターで武装している。[2]
参考資料[]
The Untold Clone Wars Panel – Star Wars Celebration Anaheim スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
- ↑ 2.0 2.1 2.2
The Untold Clone Wars Panel – Star Wars Celebration Anaheim スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
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@BFree63(ブレント・フリードマン) - X (旧Twitter). “@MattMichnovetz wrote that arc, and he writes for Rebels!”