クローン・コマンダー(Clone Commander)、あるいはクローン・トルーパー・コマンダー(Clone trooper commander)とは銀河共和国のグランド・アーミーや宇宙軍、そしてその後継政府銀河帝国の軍隊で使用されていたクローン・トルーパー・オフィサーの階級ひとつである。グランド・アーミーの一般的なクローン・コマンダーは2,304名のトルーパーによって構成される連隊の指揮官を務めたが、ときには大隊や特化中隊といった小規模なユニットの指揮を執ることもあった。兵団の指揮官であるジェダイ将軍のもとには、16名のクローン・コマンダーが仕えた。中にはクローン・マーシャル・コマンダーとして兵団の指揮を任される者もいた。
クローン・トルーパーのエリート兵士であるアドバンスト・レコン・コマンドーの中にも、クローンARCコマンダーと呼ばれる階級があった。またクローン・トルーパー・パイロットにもコマンダーの階級があった他、エリート兵士であるクローン・コマンドーの隊員がコマンダーの階級に就くケースもあった。クローン戦争中、クローン・コマンダーたちはジェダイの将軍に仕え、他のクローンたちと同じく独立星系連合と戦った。オビ=ワン・ケノービに仕えたコマンダーCC-2224“コーディ”や、プロ・クーンに仕えたCC-3636“ウォルフ”のように、クローン・コマンダーの中には特定のジェダイの上官と友情や厚い信頼関係を築く者もいた。またもともとクローン・キャプテンだったCT-7567“レックス”は、マンダロア包囲戦で第332師団を指揮するため、アナキン・スカイウォーカー将軍によってコマンダーに引き上げられた。
クローン戦争終結時、最高議長シーヴ・パルパティーンがオーダー66を発令した際、コマンダーを含むすべてのクローン兵士が戦友であるジェダイを裏切り、抹殺対象として処理した。戦争終結後、共和国に代わって設立された銀河帝国の軍隊でも、最初の頃はクローン・コマンダーの階級が使われていた。またレックスやウォルフをはじめとする一部の元コマンダーは、引退後に反乱運動に参加し帝国に対して反旗を翻した。
概要[]
クローン・コマンダー[7]、あるいはクローン・トルーパー・コマンダーは[8]、クローン戦争期[9] および帝国時代初期にクローン・トルーパーのオフィサーに与えられた軍事階級のひとつである。[2] この階級は共和国グランド・アーミーや共和国宇宙軍[3]、共和国軍スターファイター隊などで使われた。[6] また銀河共和国においては、クローン・コマンダーの階級は特殊作戦部隊クローン・トルーパーや[10] バイカー・アドバンスト・レコン・コマンドー[11]、クローン・スキューバ・トルーパー[5]、アドバンスト・レコン・フォース・トルーパー[12]、コルサント・ガードのクローン・ショック・トルーパー[13]、クローン航法士官といった専門部隊でも使われていた。[3] また銀河帝国の軍隊においても、ウォー=マントル計画の初期段階でこの階級が使われた。[2] クローンのエリート・ユニットであるクローン・コマンドーがコマンダーの地位に就くこともあった。[2][14]
訓練[]
共和国軍のクローン・コマンダーは一般的にARCトレーニングを受けていたが、CT-411“ポンズ”をはじめとする一部のコマンダーはこの訓練を受けていなかった。しかしARC訓練に参加しなかったクローン・コマンダーも上級教官から指導を受けることができ[15]、軍事偵察など特定の分野の専門家になるケースがあった。[16] 通常、クローン・トルーパー・オフィサーはジェダイ将軍と部下のあいだを取り持つ連絡役として働くための訓練プログラムを受けていたが、やはり例外もあり[15]、クローン戦争勃発時点ではジェダイ最高司令部とのやりとりの仕方についてまだ指導を受けていないクローン・コマンダーがいた。[16] またCC-1138“バカーラ”のように、マンダロリアンの元ジャーニーマン・プロテクターから訓練を受けたクローン・コマンダーもいた。[17]
装備[]
クローン戦争序盤、共和国グランド・アーミーのクローン・コマンダーは黄色いマーキングが施された標準的な[1] フェーズI[8] クローン・トルーパー・アーマーを身に着けていた。当時、彼らのアーマーの左胸部プレートには黄色い丸が4つ描かれ、両腕とヘルメット中央に黄色のストライプ、バイザーに黄色の縁取りが入っていた。[9]
ジェダイ将軍たちがクローンたちに個性の表現を奨励した影響もあり[18]、戦争が進むにつれクローン・コマンダーをはじめとするクローン士官たちは自らのアーマーに手を加え、さまざまな機器や部品を取り付けたり、独自のカラーリングを施すようになった。[11][18] 例としてカーマやポールドロン、レンジファインダー[11]、主要および[19] 予備の通信アンテナ、バイザー、ジェットパック、ピストルのホルスター、マクロバイノキュラー、弾帯、階級プレート、内蔵式ライト、所属部隊を示すマーキングなどが挙げられる。[11] また一部のコマンダーのアーマーにはジェグ・アイズと呼ばれる模様が描かれていた。[20] フェーズIの進化系であるフェーズIIクローン・トルーパー・アーマーではさらに広範囲な改造が可能になった。[21] 共和国宇宙軍のクローン・コマンダーは、アーマーではなく青い繊維の制服と黒いグローブ、階級プレートを着用した。[3]
組織[]
銀河共和国[]
共和国グランド・アーミー[]
- 「501を二分し、新しい師団をアソーカに指揮させましょう」
「残念ながらアソーカは今や共和国グランド・アーミーの一員ではない」
「ではレックスをコマンダーに昇格させ、新しい師団の指揮を取らせましょう」 - ―第332師団の編成について話し合うアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービ[出典]
クローン・キャプテンより上に位置付けられるクローン・コマンダーは、クローン・トルーパーが獲得できる最高位の階級である。[21] その中にも個々のクローン・コマンダーの地位や役割に応じ、クローン・マーシャル・コマンダーや[19] クローンARCコマンダーといった階級のバリエーションが存在した。[22] クローン・マーシャル・コマンダーは共和国グランド・アーミーにおいて1個兵団の指揮官を務めた。第7空挺兵団を指揮したCC-2224“コーディ”や[19]、第21新星兵団を指揮したCC-1138“バカーラ”などのマーシャル・コマンダーが知られる。[23] また兵団の指揮官を務めたその他のコマンダーとして第41精鋭兵団のCC-1004“グリー”や[3]、第91機動偵察兵団のCC-8826“ネーオ”[11]、第327星間兵団のCC-5052“ブライ”などがいた。[24]
クローンARCコマンダーは、共和国軍のエリート兵士によって構成されるアドバンスト・レコン・コマンドー(ARCトルーパー)の中のクローン・コマンダーである。[22] ランコア大隊に属すARCコマンダーの“ブリッツ”と“コルト”、“ハヴォック”、“ハンマー”のように、ひとつの部隊に複数のARCコマンダーが在籍するケースがあった。[25] クローン・オフィサーがクローン・コマンダーの階級に昇格し、1個軍団の半分[11] ないし師団の指揮を任されるケースもあった。[26] なお一般的なクローン・コマンダーは16個中隊によって構成される連隊(総勢2,304名)の指揮官を任された。[1] 連隊の指揮官を務めたクローン・コマンダーの例としてCC-2801“タックス”が挙げられる。[27]
クローン・コマンダーは4個中隊からなる大隊など、より小規模な部隊の指揮官を務めることもあった。[28] 例として第104大隊のCC-3636“ウォルフ”や[29]、特殊部隊の大隊を率いたCC-1993“ジェット”[30]、第184突撃大隊の“クレーン”などが挙げられる。[31] またクローン・コマンダーがクローン・スキューバ・トルーパーといった小規模な特化部隊を指揮するケースもあった。例えばクローン・コマンダーの“モンク”はクローン戦争でスキューバ・トルーパーの中隊を指揮した。[5] クローン戦争開戦時、CT-411“ポンズ”をはじめとするクローン・コマンダーたちはジェダイ将軍の直属の部下になるための訓練を受けていなかったが、彼らの副司令官としていきなり実戦に投入されることになった。[16] またポンズはのちに騎兵部隊であるライトニング大隊の指揮官も務めた。[32]
惑星コルサントの平和維持を専門とするコルサント・ガードは、クローン・コマンダーCC-1010“フォックス”によって率いられた。[33] しかしコルサント・ガードにはフォックス以外にもCC-4477“サイア”や[13]、CC-5869“ストーン”[34]、“ソーン”といった複数のクローン・コマンダーが在籍していた。[35] 外交サービスのクローン・コマンダーは、少数のチームを伴ってジェダイや政治家の外交任務に同行した。[13] 外交任務においては、非軍人である政治家がコマンダーを指揮する権限を持ち、コマンダーの階級は元老院議員や下級代議員よりも下に位置付けられた。[36]
共和国宇宙軍およびスターファイター隊[]
- 「コマンダー、出発しましょう」
「はい、将軍」 - ―ルミナーラ・アンドゥリと共和国宇宙軍のクローン・コマンダー[出典]
共和国宇宙軍や[3]、共和国軍スターファイター隊でもクローン・コマンダーの階級が使われていた。[6] 例えばCC-2237“オッド・ボール”は[6] クローン・トルーパー・パイロットでありながら[16] クローン・コマンダーの階級を与えられていた。[6] またクローン・コマンダーはヴェネター級スター・デストロイヤーの指揮官やクルーを務めたり[37]、あるいはペルタ級フリゲートの指揮官を務めることがあった。[38] 他にも、クローン・コマンダーは複数の飛行中隊や小隊によって構成されるフライト・グループ全体の指揮を執ることもあった。[6]
銀河帝国[]
帝国軍[]
- 「興味深い。あのクローン・コマンダーの新分隊は、仲間がしくじった任務をやり遂げた」
- ―ウィルハフ・ターキン[出典]
銀河共和国が銀河帝国に再編された後も、初期の帝国軍で引き続きクローン・コマンダーの階級が用いられた。ウォー=マントル計画の初期段階では、クローン・コマンダーが非クローンの徴募兵からなるチームの指揮官を任された。クローン・コマンダーCT-9904“クロスヘアー”は、4名のエリート・スクワッド・トルーパーからなる帝国の最初のエリート分隊の指揮官に任命された。[2]
歴史[]
クローン戦争[]
- 「攻撃の時じゃ、コマンダー」
- ―コマンダー・グリーに対し、ヨーダ[出典]
クローン・コマンダーは共和国クローン軍団の遺伝子提供者であるジャンゴ・フェットから訓練を受けた。[15] 彼らは第一次ジオノーシスの戦いで初めて実戦を経験した。[9] 惑星ジオノーシスで繰り広げられたこの戦闘には複数名のクローン・コマンダーが参加した。ジェダイ・オーダーのメンバーはこの時点ではまだ共和国軍における正式な階級を持っていなかったが、ジオノーシスの戦場で初めて、事実上の将軍としてクローン・コマンダーやトルーパーを指揮することになった。[1] 戦いのさなか、コマンダーCT-411は5つの特殊コマンドー・ユニットが指示を待っていることをジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥに伝えた。ウィンドゥと他のジェダイたちがクローン・トルーパーを引き連れてバトル・ドロイドの軍隊と戦う間、グランド・マスター・ヨーダは前方司令センターから戦いを監督し、クローン・コマンダーから戦況報告を受けた。分離主義勢力が撤退を始めたことを知らされたヨーダは、ドゥークー伯爵を追うため船を調達するようコマンダーに指示した。[9]
ジオノーシスの戦いに勝利した後、共和国グランド・アーミーは銀河共和国の首都惑星であるコルサントに集結した。シーヴ・パルパティーン最高議長をはじめとする銀河元老院のメンバーが見守る中、新たに設立された共和国軍の一員となったクローン・コマンダーとその部下たちは、独立星系連合との戦いに向けて銀河各地へ出発するため、続々とアクラメイター級アサルト・シップに乗り込んでいった。[9]
ジェダイ・オーダーのメンバーはジェダイ将軍として共和国グランド・アーミーにおける指揮権を担い、クローン・コマンダーたちは彼らの下に配属された。クローン戦争の長い戦いの中で、クローン・コマンダーはしばしばジェダイの将軍とのあいだに信頼関係を築いていった。クローン・コマンダーCC-2224“コーディ”はオビ=ワン・ケノービ将軍に仕え、クリストフシスの戦いやテスの戦い、ライロスの戦い、サルーカマイの戦い、第二次ジオノーシスの戦いなど多くの戦場へ派遣された。[39] コーディとケノービはこうした戦いを通して親しい関係になった。ジェダイの指揮官とクローン将校のあいだに、この2人ほど強い絆が生まれる例も稀だった。[11]
クローン・コマンダーCC-3636“ウォルフ”はクローン戦争でジェダイ将軍のプロ・クーンと行動を共にした。[39] 当初ウォルフをはじめとするプロ・クーンの部下たちは、クローンの兵士は使い捨ての存在だと考えていたが、クーンは彼らの命の大切さを説き、部下を守るために自らの命も危険にさらした。[29] やがてクーンはウォルフやウルフパックの隊員たちとの間に強い絆を築き[40]、ウルフパックは共和国グランド・アーミーにおいて最も有名な部隊のひとつへ成長した。[7]
終戦とオーダー66[]
共和国軍の指揮権について、ウィルハフ・ターキン提督からは疑問の声も出ていたが[41]、クローン・コマンダーとジェダイ将軍はクローン戦争の最後の年まで銀河共和国の軍隊を指揮し続けた。この年、共和国軍はアウター・リム・テリトリーに残っている分離主義勢力の掃討に力を注ぎ、アウター・リム包囲作戦が始まった。クローン・コマンダーCC-5052“ブライ”とアイラ・セキュラ将軍はフェルーシアにおける包囲作戦を監督し[26]、クローン・コマンダーCC-1138“バカーラ”とキ=アディ=ムンディ将軍はマイギートー攻撃を指揮、そしてコマンダーCC-8826“ネーオ”とスタス・アリー将軍はサルーカマイの戦場へ派遣された。[42] また同時期、ジェダイ将軍ジャロ・タパルは第13大隊とそのクローン・コマンダーを引き連れてミッド・リムの惑星ブラッカへ侵攻し、戦闘終了後にマイギートーへの配置換えを命じられた。[4]
ヤーバナにおける戦いの後、ジェダイ将軍のアナキン・スカイウォーカーはコルサントの戦いに呼び出され、急遽コア・ワールドに戻ることになった。しかし彼は指揮下の第501軍団を二分し、新設した第332師団をマンダロア包囲戦の援助に差し向けた。当時マンダロアは変節したシス卿モール率いるマンダロリアン・スーパー・コマンドーによって支配されており、スカイウォーカーのかつてのパダワンであるアソーカ・タノがレディ・ボ=カターン・クライズと協力して惑星奪還を試みようとしていたのである。しかしタノはジェダイ・オーダーから脱退していたため、ジェダイ・コマンダーとして共和国軍を公式に指揮する権限がなかった。そこでスカイウォーカーは自身の部下であるクローン・キャプテンCT-7567“レックス”をクローン・コマンダーに昇格させ、新師団の指揮権を与えた。[26]
共和国がコルサントの戦いに勝利した後、クローン・コマンダーCC-1004“グリー”と第41偵察大隊はジェダイ将軍ヨーダやルミナーラ・アンドゥリとともにキャッシークへ派遣され、ウーキー種族の母星を守るため分離主義勢力と戦った。ヨーダの出発後、コマンダー・コーディとケノービはドゥークー伯爵の死を受けて退却した分離主義勢力のグリーヴァス将軍を追撃するため、惑星ウータパウに部隊を展開した。間もなくパルパティーン最高議長の正体がシスの暗黒卿ダース・シディアスであることが発覚したが、ジェダイ最高評議会は議長の逮捕に失敗した。その後パルパティーンは銀河系各地に派遣されているクローン・コマンダーたちにオーダー66を発令し、ジェダイを国家の反逆者とみなしてその場で処刑するよう命じた。[42]
遺伝子欠陥クローンであるクローン・フォース99のメンバーを除き、脳内に行動抑制バイオチップを埋め込まれたクローン・トルーパーは全員オーダー66を実行に移した。[43] クローン・コマンダーたちも例外ではなく[42]、それまで親しい関係にあったジェダイ将軍を裏切り抹殺対象とみなした。ジェダイは銀河系の各地で信頼していたクローン・トルーパーやコマンダーによって粛清された。[39][42] キ=アディ=ムンディはコマンダー・バカーラに、スタス・アリーはネーオに、セキュラはブライとその部下たちによって抹殺された。一方、ヨーダはグリーを返り討ちにして殺害した。[42] ジャロ・タパルもコマンダーの奇襲を退けたが、戦闘で致命傷を負い、弟子のカル・ケスティスを逃がして息絶えた。[4]
ジェダイ・オーダーのメンバーを粛清せよというダース・シディアスの厳命に従わないトルーパーは、クローン・コマンダーによる処刑対象となった。しかしコマンダー・レックスはオーダー66発令直後に手術でバイオチップを摘出され、元ジェダイであるアソーカ・タノを他のトルーパーの攻撃から守った。[44] レックスの部下だったクローン・ルテナントCT-5597“ジェシー”は、レックスの行動を共和国グランド・アーミーに対する反逆罪とみなし、クローン・コマンダーの任を解くと宣言した。[45]
帝国時代[]
- 「ウォー=マントル計画の進捗はどうなっている?」
「予定通りです。最も優秀な新兵たちはここで訓練を受けます。新たな司令官のもとで」 - ―ウィルハフ・ターキンとエドモン・ランパート[出典]
シディアスが銀河皇帝となり、共和国を銀河帝国へ再編した後も、クローン・コマンダーの階級は初期の帝国軍で使われていた。クローン・コマンドーのCT-9904“クロスヘアー”は、クローン・フォース99の隊員のうち1人だけ帝国への忠誠を貫き、他の仲間が帝国から離反した後、クローン・コマンダーに昇格した。ウォー=マントル計画を推し進めていたエドモン・ランパート中将は、4名のエリート・スクワッド・トルーパーからなるエリート分隊を編成し、コマンダー・クロスヘアーにその指揮官を任せた。ターキンはエリート分隊の真価を試すため、彼らに惑星オンダロンでソウ・ゲレラの反乱分子を掃討してくるよう命じた。[2]
エリート分隊の隊員4名はみな非クローンの志願兵であり、そのひとりであるES-01はクローンが自分たちのコマンダーであることに不満を持っていた。ES-01は帝国がクローン・プログラムから徴募兵への転換を推し進めていることを根拠に、クローンに代替わりの時が来ていると考えていたのである。しかしオンダロンでソウ・ゲレラのキャンプを襲撃した時、クロスヘアーは民間人を殺せという命令を拒否したES-01をその場で処刑し、他のエリート・スクワッド・トルーパーに自らの権限を誇示した。クロスヘアー率いるエリート分隊の任務成功はターキンに感銘を与え、経験豊富なクローンの指揮官が非クローン兵士のよいお手本になるというランパートの主張を後押しした。[2]
制作の舞台裏[]
『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン2第5話『砲火を抜けて』に登場するコマンダーCC-1993“ジェット”は、作中で3度にわたって“キャプテン”と呼ばれている。しかしコマンダーと呼ばれるシーンもあり[10]、同作のエピソード・ガイドやデータバンクの記事など、他の公式ソースではいずれもコマンダーとされている。[46][47]