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この記事は銀河共和国のステルス・クローン・トルーパーを扱っています。お探しの記事は銀河帝国シャドウトルーパーシャドウ・ストームトルーパーかもしれません。

クローン・シャドウ・トルーパー(Clone shadow trooper)は、クローン大戦中に共和国情報部アーマンド・アイサード部長が考案した、クローン・トルーパーのエリート・グループである。アドバンスト・レコン・コマンドーの人数が減少していたため、アイサードは偵察ユニットとしてシャドウ・トルーパーを創設した。大幅な改造が施された高価な装甲服のおかげで、この兵士たちは秘密任務やスパイ任務を遂行することが出来た。アーマーに組み込まれているマグシールを使って装甲板を装備に取り付けることが出来るシャドウ・トルーパーは、特定の派閥に属する傭兵を装うことが可能だった。この利点を活用し、彼らは施設に潜入して容易に情報を集めることが出来た。

クローン大戦の終盤、シャドウ・トルーパーの役目は拡大し、スナイパーとしてに任務をこなす者もいれば、戦場に投入される者もいた。ジャミング・システムを備えるシャドウ・トルーパーは、標準的なトルーパーと並んで活動することはなかったが、しばしば大規模な侵略が始まる前に重要な都市に送り込まれ、妨害装置を設置する任務を与えられた。この任務によって、彼らの仲間は目標に静かに、効率的に潜入することが可能になった。銀河帝国の時代、シャドウ・トルーパーは施設及び人物の護衛要員として使われた。尋問官ヴァリン・ドレイコは、アルマス・アカデミーの調査任務にシャドウ・トルーパーの一団を同行させた。シャドウ・トルーパーは、ストーム・コマンドシャドウ・ストームトルーパーの基になった。

歴史

クローン大戦中、共和国情報部アーマンド・アイサード部長は、偵察部隊として活躍するシャドウ・トルーパー師団を設立した。アドバンスト・レコン・コマンドーの減少に対処するために形成されたシャドウ・トルーパーは、コマンド部隊よりも人目に付かない、隠密活動を行うことが出来た。シャドウ・トルーパーは高度な改造が施された高価な装甲服を与えられていた。この装甲服は、標準的なものよりも彼らの役目にはるかに適していた。

19 BBY独立星系連合グリーヴァス将軍惑星ウータパウにいることが明らかになったとき、この星の6つの縦穴都市に潜入し、妨害装置を設置するため、シャドウ・トルーパーが招集された。彼らの任務は、オビ=ワン・ケノービ将軍第3システムズ・アーミーが敵に気づかれずにウータパウに侵入する手助けになった。この結果、グリーヴァス将軍は殺害され、ウータパウは銀河共和国の制御下に置かれることになった。

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ブラスターを構えるシャドウ・トルーパー

クローン大戦終結後、ニュー・オーダー宣言を経て銀河系皇帝になったパルパティーンは、ウータパウに秘密の倉庫をつくり、シャドウ・トルーパーにその護衛を任せた。ストームトルーパー兵団の他の隊員は、フェイズIIクローン・トルーパー・アーマーからストームトルーパー・アーマーへと装甲服をアップグレードしたが、シャドウ・トルーパーは新しい体制のもとでも従来の外見のままで、パルパティーンの皇位昇格を不吉に暗示していた。“エンペラーズ・ブラック・ボーンズ”というフレーズは、パルパティーンの時代にシャドウ・トルーパーを目撃した者が使い始めた言葉だとされている。

19 BBY、行方不明になっていたガローシェ・ターキン提督指揮下のインペリアルスター・デストロイヤーを見つけるため、パルパティーンは弟子ダース・ヴェイダーゴースト・ネビュラに派遣した。惑星エイトアに着陸したダース・ヴェイダーと第501軍団のトルーパーは、エイトアンの軍隊と交戦した。この戦いの中で、シェイル大佐指揮下のシャドウ・トルーパーは、エイトアンに奇襲を仕掛けて帝国軍の勝利に貢献した。

パルパティーンの倉庫を守る役目を十分に果たすシャドウ・トルーパーであれば、個人的な護衛任務にも十分適しているだろうと判断したヴァリン・ドレイコ尋問官は、この兵士たちを自身の活動に参加させた。17 BBYごろ、彼はシャドウ・トルーパーの小規模な分遣隊と共にアルマス・アカデミーに赴き、ダース・リヴァンホロクロンを捜索した。アカデミー内で、ドレイコと兵士たちはジェダイ・マスターデニアのために活動していたオルデラニアン・レジスタンスのエージェントと遭遇し、敗北した。

アイサードが考案したシャドウ・トルーパーの成功を受け、帝国期にはその変形種がいくつか生まれた。顕著な例として、ストーム・コマンドや帝国のエージェント・ブラックホールが使ったシャドウ・ストームトルーパーが挙げられる。

装備

Clone shadow trooper TCWCG

シャドウ・トルーパー

クローン・シャドウ・トルーパーの装甲服は、標準的なフェイズIIクローン・トルーパー・アーマーを基にしていたが、いくつかのマグシールが戦略的に配置されていた。マグシールを使えば、装甲プレートを取り付けて外見的な特徴を変えることができ、彼らはハット・カルテルブラック・サン、あるいはその他派閥の傭兵に扮装することが可能だった。装甲プレートはセンサーに表示される着用者の姿を偽り、人間以外の姿を投影することも可能だったが、基本的には外見だけを偽るための道具だった。

プレートはクローン・トルーパーの歩き方も変えることが出来、一部の者になじみのある“クローン歩き”を偽ることが可能だった。シャドウ・トルーパーの正体が暴かれた場合に備え、装甲服のあごの部分にスイッチが取り付けられていた。スイッチを起動すればマグシールの効果がなくなり、シャドウ・トルーパーはフェイズIIアーマーを存分に活用出来るようになった。また、彼らのフェイズIIアーマーはセンサー反射素材によって覆われていた。この素材はアクティブ・スキャンを吸収し、熱ダンパーと電磁気ハードニングでパッシブ・スキャンから隊員を守った。シャドウ・トルーパーのヘルメットのバイザーは赤い輝きを放ち、その全体的に暗い外見と合わせ、彼らに恐ろしげな印象を与えていた。一部のシャドウ・トルーパーは、カーマポールドロンも身に着けた。

全方向性電波妨害装置によって、シャドウ・トルーパーのステルス性は一層強化されていた。しかしこうした装置を起動していた時、彼らは標準的なクローン・トルーパーの近くで活動することが出来なかった。仲間のヘルメットのシステムにも妨害の影響をもたらしてしまうためである。シャドウ・トルーパーは標準的なDC-15Sブラスターではなく、DC-19“ステルス”・カービン(比較的静かな行動を行うため、音声抑制器が取り付けられていた)を装備した。このブラスターは、オプション機能を使うことで標準視覚スペクトルの中では見えない銃弾を発射することが出来、シャドウ・トルーパーのスナイパーに好まれていた。しかし見えない銃弾は非常に高価で、10発撃つごとに再装填を必要とし、銃の緩衝装置へのダメージを防ぐため使用後にはDC-19をクールダウンしなければならなかった。シャドウ・トルーパーの装備には、バイブロダガーも含まれた。標準的なキットに加え、シャドウ・トルーパーはDC-15Aブラスター・ライフルや、一般的にスカウト・トルーパーが使用するピストルも扱うことが出来た。

活動

シャドウ・トルーパーは主に偵察任務に使用され、単独、あるいはペアで行動した。装甲服を装着しながらでも、バウンティ・ハンターや傭兵に扮装することで、シャドウ・トルーパーは目的の場所に潜入・離脱し、価値のある情報を集める秘密任務を遂行することが出来た。こうした任務で、彼らは効果的にセンサーから逃れるスーツに助けられていた。装甲服に備わっていたハイテク通信妨害装備が主な原因で、シャドウ・トルーパーが標準のクローン兵と共に活動することはほとんどなかった。仲間のヘルメット・システムにも妨害の影響を与えてしまうためである。

DC-19カービンの“見えない弾丸”の機能を最大限に活用し、スナイパーとして活動するシャドウ・トルーパーもいた。クローン大戦末期のウータパウを始めとするいくつかの状況下で、シャドウ・トルーパーは侵略部隊の侵攻を可能にするため、事前に目的地に潜入する任務を行った。パルパティーン皇帝の時代、シャドウ・トルーパーには防衛任務も与えられるようになり、施設や重要人物の護衛を行った。

制作の舞台裏

Utapau Shadow Trooper

ハスブロのフィギュア

シャドウ・トルーパーは、ハスブロが発売したアクション・フィギュアから生まれた。2005年の「シスの復讐」トイ・ラインで、「ウータパウ・シャドウ・トルーパー」として売り出された。

登場エピソード

参考資料

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