クローンXトルーパー(Clone X trooper)、別名CXトルーパー(CX trooper)[3]、あるいはクローン・アサシン(Clone assassin)は特殊な工作員としての訓練を積んだ銀河帝国のクローン・トルーパーである。彼らは先端科学部門のドクター・ロイス・ヘムロックによる極秘の潜入プログラムを受けており、特殊な調整に耐えられた精鋭によって構成された。惑星ウェイランドのタンティス基地には、クローンXトルーパーからなる師団が存在した。彼は個人を識別するためのコードを削除され、アイデンティティを抹消されており、その存在自体が機密として扱われた。秘密を守るため、CXトルーパーは1人ずつ起動され、敵に捕まるようなことがあれば自ら死を選んだ。彼らは黒いアーマーに身を包み、スナイパー・ライフルで武装していた。
帝国時代初頭の18 BBY、エドモン・ランパート中将は帝国によるカミーノ攻撃の真実を告発しようとしたクローン・トルーパーたちを始末するため、CXトルーパーの“クローンX”に暗殺任務を依頼した。クローンXは2名のクローンを暗殺したが、帝国に反対の立場を取る元クローン・キャプテンのレックスに捕まったため、自決した。またのちに帝国は分離主義者のアヴィ・シン元老院議員を暗殺するためにCX-1を衛星パントラへ送り込んだが、このクローンもレックスと彼の反乱ネットワークによって身柄を拘束された。CX-1は自決を阻止されたが、新たに起動されたCX-2が惑星テスにあるレックスの拠点に潜入し、CX-1の口を封じた。
制作の舞台裏[]
クローンXトルーパーは2023年2月8日に Disney+ で公開された『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2第7話『クローン謀議』で初めて登場した。[1] 公式サイト StarWars.com に掲載されている『クローン謀議』のエピソード・ガイドでは、同作に登場するCXトルーパーが“賞金稼ぎ”や“傭兵”と表現されている。[4] 第8話『真実と結末』のエピソード・ガイドでは“クローンの暗殺者”(clone assassin)とも表現された。[5]
「クローンXトルーパー」や「CXトルーパー」という名称は、シーズン3のエピソード『侵入』および『救出』の公開時期に掲載された公式データバンクの記事で明かされた。[3] なお、もともとデータバンクには『クローン謀議』に登場したCXトルーパー個人の解説ページとして「クローンX」という記事が存在したが、のちにこの URL は「クローンXトルーパー」の記事への転送ページとなった。 [6]
登場作品[]
- バッド・バッチ – クローン謀議 (初登場)
- バッド・バッチ – 真実と結末 (死体が登場)
- バッド・バッチ – タンティスの影
- バッド・バッチ – 侵入
- バッド・バッチ – 救出
- バッド・バッチ – 迷い
- バッド・バッチ – 覚悟の時
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 援軍の到着
参考資料[]
- "The Clone Conspiracy" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- "Truth & Consequences" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- Clone X - 公式データバンク
- Clone X trooper - 公式データバンク
- Echo - 公式データバンク