グラウカス(Glaucus)はビッグ・ガイ(Big Guy)もしくはビッグ・アイ(Big Eye)という異名で知られた男性オクテロイドの密輸業者である。10 BBY、グラウカスは寒冷惑星ヴァンドアのフォート・イプソにあるロッジを訪れ、観客たちのサバックを観戦していた。ハン・ソロとランド・カルリジアンがロッジで出会ったときも、グラウカスはその場に居合わせた。彼は大きな目に手札が映り込んでしまうため、サバックはプレーするより見物するほうが好きだった。
経歴[]
オクテロイドの男性グラウカスは密輸業者として帝国時代に活動した。10 BBY当時、彼は寒冷惑星ヴァンドアのフォート・イプソにある“ロッジ”に滞在していた。グラウカスはロッジの奥の部屋で行われるサバックのゲームを好んで見物した。[1] この年、グラウカスがギャンブラーのランド・カルリジアン、アーガス・パノックス、カージ、サーム・シザーパンチ、デイヴァ・カッサマム、ラークとジョンクたちのサバックのゲームを観戦していた時、若きハン・ソロがロッジに姿を表した。ランドの持ち船であるYT-1300軽貨物船<ミレニアム・ファルコン>を狙っていたハンはゲーム・テーブルに加わり、グラウカスや大勢の観衆が見守る中ランドと白熱したゲームを繰り広げた。しかしハンはイカサマを使うランドに敗北し、賭け金を失ってしまった。[2]
人物[]
グラウカスはオクテロイド種族の男性で[1]、緑色の肌と黄色の目を持っていた。[2] 彼は大きな目に手札が反射して映りこんでしまうのと、手が小さすぎてカードをうまく隠すことができないため、サバックはプレーするよりも見物することを好んだ。また彼は銀河ベーシック標準語があまり話せなかっため、自身のニックネームである“ビッグ・アイ”と“ビッグ・ガイ”の意味の違いを分かっていなかった。ロッジ滞在中、グラウカスは茶色い毛皮のローブと外套を身に着け、大気を交換する呼吸チューブを首の装置につないでいた。[1]
制作の舞台裏[]
グラウカスは2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。グラウカスの姿は映画の最初の公式トレイラーにも映っている。キャラクター名は映画の設定資料集『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めて判明した。
登場作品[]
参考資料[]
- アート・オブ・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド