新共和国時代の9 ABY、モフ・ギデオン率いる銀河帝国の残存勢力が新共和国の支配が及ばないアウター・リム・テリトリーにおいてグローグーという名のフォース感応者のエイリアンの幼児を捜索し、一連の争奪戦が発生した。当初、帝国軍残存勢力は惑星ネヴァロに拠点を置く賞金稼ぎギルドを利用し、賞金稼ぎたちにグローグーを捜索させていた。最終的に“マンダロリアン”の通称で知られる賞金稼ぎディン・ジャリンがアーヴァラ7でグローグーを回収することに成功した。
ジャリンはネヴァロに戻り、グローグーの身柄を帝国軍残存勢力の“クライアント”に引き渡した。しかしジャリンは直後に心変わりし、帝国のアジトからグローグーを救出してギルドと対立した。彼はマンダロリアンの“民族”の助けを借りてネヴァロから脱出し、しばらくは逃亡生活を送った。この事件をきっかけにネヴァロ・シティは帝国軍残存勢力の支配下に入り、ギルドのエージェントであるグリーフ・カルガは共通の敵となった帝国を追い払うため、ジャリンと再び手を結んだ。ジャリンとカルガ、キャラ・デューン、クイール、IG-11はネヴァロで帝国との決戦に臨み、クイールが死亡してIG-11が破壊されたが、グローグーを守り抜いて街から帝国軍を一掃することに成功した。その後ジャリンは“アーマラー”の助言のもとマンダロリアンの教義に従い、グローグーを仲間のジェダイと引き合わせるまで、この幼児の面倒をみることになった。
帝国はグローグーをネヴァロで確保していた短期間のうちに血液を採取しており、ドクター・ペン・パーシングの主導のもと、ネヴァロに隠された基地で研究を進めていた。しかしMカウントが高いグローグーの血液サンプルはやがて不足し、ネヴァロの基地もカルガとデューン、ジャリンによって破壊された。その後、ギデオンの勢力は惑星タイソンでグローグーを誘拐することに成功したが、ジャリンはここでボバ・フェットやフェネック・シャンドを味方につけた。また彼はデューンやミグズ・メイフェルドの助けも借り、モラックの基地でギデオンの艦隊の位置データを入手した。メイフェルドと別れた後、ジャリンはボ=カターン・クライズとコスカ・リーヴスをチームに加え、グローグーを救出するためギデオンの軽クルーザーを襲撃した。ギデオンを破ったジャリンは、軽クルーザーに駆け付けたジェダイのルーク・スカイウォーカーにグローグーを引き渡し、争奪戦に終止符を打った。
登場作品[]
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン (初登場)
- マンダロリアン – チャプター2:ザ・チャイルド
- マンダロリアン – チャプター3:罪
- マンダロリアン – チャプター4:楽園
- マンダロリアン – チャプター5:ガンファイター
- マンダロリアン – チャプター7:罰
- マンダロリアン – チャプター8:贖罪
- マンダロリアン – チャプター10:乗客
- マンダロリアン – チャプター12:包囲
- マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ
- マンダロリアン – チャプター14:悲劇
- マンダロリアン – チャプター16:救出
- ボバ・フェット – チャプター5:マンダロリアンの帰還 (間接的に言及)
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- ↑ マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ
- ↑ マンダロリアン – チャプター4:楽園
- ↑ マンダロリアン – チャプター5:ガンファイター
- ↑ マンダロリアン – チャプター6:囚人
- ↑ マンダロリアン – チャプター9:保安官
- ↑ マンダロリアン – チャプター10:乗客
- ↑ マンダロリアン – チャプター11:後継者
- ↑ マンダロリアン – チャプター12:包囲
- ↑ 10.0 10.1 10.2 マンダロリアン – チャプター15:信奉者
- ↑ ボバ・フェット – チャプター6:砂漠から来た流れ者
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 マンダロリアン – チャプター3:罪
- ↑ 13.0 13.1 13.2 13.3 13.4 13.5 13.6 13.7 マンダロリアン – チャプター16:救出
- ↑ 14.0 14.1 マンダロリアン – チャプター7:罰
- ↑ マンダロリアン – チャプター14:悲劇
- ↑ マンダロリアン – チャプター8:贖罪
- ↑ マンダロリアン – チャプター2:ザ・チャイルド