ケイター（Cator）はジェダイ・オーダーに仕えたガーディアン＝プロテクター・ドロイドである。惑星コルサントのジェダイ・テンプルで、ジェダイ・アーカイブに隠された秘密保管庫の守護人を務めた。ケイターは銀河帝国が誕生した後も秘密の部屋の中に留まり、カイバー・メモリー・クリスタルを回収するためテンプルに戻ってきたジョカスタ・ヌーを出迎えた。
経歴[]
ダース・ヴェイダーが投げたライトセーバーを空中でキャッチするケイター
ケイターは惑星コルサントのジェダイ・テンプルの最も繊細なエリアを守ることを使命とする、ジェダイ・オーダーのガーディアン＝プロテクター・ドロイドである。ジェダイ・アーカイブの秘密の部屋に配属されていた。ケイターはアーカイブに収蔵された遺物や秘宝をあらゆる脅威から守るようプログラムされており、ライトセーバーを使った攻撃にも対処することができた。19 BBYにジェダイ・テンプルが攻撃を受けた際、ケイターは自らに課せられた使命を最優先に考え、ジェダイに加勢せず秘密の部屋の中に留まった。[1]
銀河帝国設立からしばらく経った後、オーダー66を生き延びたジョカスタ・ヌー主任司書が帝国に見つかるリスクを冒してテンプルに戻ってきた。次世代のジェダイを育てる学校を作ろうとしていたヌーは、若きフォース感応者の情報を記録したカイバー・メモリー・クリスタルを必要としていたのである。彼女は秘密の部屋でケイターと再会し、クリスタルを回収して去っていったが、アーカイブを出る前に大尋問官やシス卿ダース・ヴェイダーに見つかってしまった。[1]
ヌーがシスに対抗する武器を取るため秘密の部屋に戻った際、ケイターはヌーを追ってきたヴェイダーと対峙した。ケイターはこのサイボーグのシス卿をバイオスキャンし、彼の正体が元ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーであることを突き止めた。ケイターは入室権限を持たない侵入者に退室を命じ、ヴェイダーが投げたライトセーバーを空中でキャッチした。しかしヴェイダーは拳でケイターを破壊し、奥の部屋に逃げ込んだヌーを追った。[1]
制作の舞台裏[]
ケイターは2017年に発売された正史のコミック『スター・ウォーズ：シスの暗黒卿 潰えた遺産』（チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画）に登場するキャラクターである。
登場作品[]
- スター・ウォーズ：シスの暗黒卿 潰えた遺産 （初登場）