- 「自分で決めればいい。盗んだライトセーバーを、他のガラクタ同様、みやげものとして飾っておくか。おれに返して一緒に行くかだ」
- ―エズラ・ブリッジャーに対し、ケイナン・ジャラス[出典]
ケイナン・ジャラスのライトセーバー(Kanan Jarrus's lightsaber)はジェダイ・オーダーの壊滅を生き延びたパダワン、ケイナン・ジャラスが所有したライトセーバーである。2つの部品から成り、青いブレードを放出した。
特徴[]
ケイナン・ジャラスが作成したライトセーバーはブレードの長さを調整することができた。帝国時代、ジャラスはジェダイであることを秘密にするためライトセーバーを隠していた。敵にライトセーバーと悟られないよう、ジャラスはこの武器を2つのパーツに分けて持ち歩いていた。握りの部分を含むメイン・パーツはベルトの背中側に、刃を放出する先端部分は左側に備え付けていた。先端部分を本体に挿入し、捻って固定するだけですぐに使うことができた。
歴史[]
パダワン時代、ケイレブ・デュームという名前だったジャラスは、ジェダイ・マスター・デパ・ビラバに師事し、自分のライトセーバーを組み立てた。クローン戦争が終結した際、デュームはオーダー66を生き延びて姿を隠した。当初、彼はジェイナス・カスミアの宇宙船<カスミリ>の船室で生活した。デュームはケイナン・ジャラスと名前を変え、ジェダイの服を捨てたが、ライトセーバーは隠し持っていた。彼はどこへ行くにもジェダイの武器を携帯していたが、人に見せないようにしていた。
ジェダイ・オーダーの崩壊から14年後、ケイナン・ジャラスは<ゴースト>のクルーと共に反乱者として活動していたが、銀河帝国との戦いでライトセーバーを使わないようにしていた。彼はライトセーバーを船室に隠していたが、ロザルの孤児エズラ・ブリッジャーに発見された。その後、惑星ケッセルのスパイス鉱山でウーキーの奴隷を救出した際、ジャラスは仲間が逃げる時間を稼ぐため帝国軍の前でライトセーバーを起動し、フォームVの戦闘型でブラスターの銃撃を偏向した。帝国保安局のエージェント・アレクザンダー・カラスはライトセーバーを使う反乱者の情報をジェダイ・ハンターの大尋問官に報告した。その後、エズラ・ブリッジャーは<ゴースト>のメンバーと別れる直前にジャラスのライトセーバーを盗み出した。ジャラスは少年の家を訪れ、ジェダイの訓練を受けたければライトセーバーを返して<ゴースト>に戻るよう告げた。ブリッジャーはジャラスの言葉に従い、ジェダイの道を歩むことになった。
スティジョン・プライムのスパイア刑務所で大尋問官と対決した際、ジャラスはビラバから教わったフォームIIIの戦闘型を使った。フォート・アナクセスで2度目の対決に臨んだ際、ジャラスはフォースの攻撃を食らって失神し、ブリッジャーが彼のライトセーバーを手に取ったが、すぐに奪い取られてしまった。スター・デストロイヤー<ソヴリン>における最後の対決では、ライトセーバーを大尋問官に取り上げられていたため、ブリッジャーのライトセーバーを借りて戦うことになった。ブリッジャーは大尋問官からジャラスのライトセーバーを取り戻し、2対1の対決を繰り広げた。ブリッジャーが倒されると、ジャラスは自分のライトセーバーをフォースで手元に引き寄せ、ジャーカイ二刀流戦闘型で戦い勝利を収めた。
登場作品[]
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参考資料[]
- スター・ウォーズ 反乱者たち:ビジュアル・ガイド
- スター・ウォーズ 反乱者たち:ヘッド・トゥ・ヘッド
- サビーヌ マイ・レベル・スケッチブック
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ ライトセーバー大図鑑
- Kanan's Lightsaber - 公式データバンク