Wookieepedia

ケルナー・オプティカル社(Kerner Optical)、あるいは単にケルナー社(Kerner Corp.)はR2シリーズ・アストロメク・ドロイドおよびR5シリーズ・アストロメク・ドロイド用のホロプロジェクターを製造した企業である。R2-D2R5-PHTのホロプロジェクターはケルナー社製だった。

特徴[]

ケルナー・オプティカル社[1]、略称ケルナー社[2]アストロメク・ドロイドホロプロジェクターの製造企業である。インダストリアル・オートマトン社のプロトタイプ・アストロメク、P2アストロメクをもとに製造されたR2シリーズ・アストロメク・ドロイドは、ケルナー社製のホロレコーダー/プロジェクターを装備していた。R2ユニットは記憶装置内の非常に詳細な図や短いビデオ・グリップをこのホログラム・プロジェクターで表示することが可能だった。[1]

ホログラムを投影する機能はR2シリーズ・アストロメク・ドロイドの標準装備であった。R2ユニットは合計3つのホロプロジェクターを搭載しており、少なくともフォトレセプターのすぐ近くに配置されたホロプロジェクターはケルナー社のものだった。[3]

歴史[]

TFA galaxy map

ケルナー・オプティカル社製ホロプロジェクターで銀河系のホログラムを映し出すR2-D2

後の時代、インダストリアル・オートマトン社はR2シリーズの後継機となるR4アストロメク・ドロイドを製造した。しかしR4ユニットはデザイン面の妥協やコストダウンの優先により、R2ユニットなどで採用されたケルナー・オプティカル社製の超小型ホロプロジェクターは搭載できなかった。その結果R4シリーズには低コストの大型ホロプロジェクターが搭載され、この装置がR4の円錐型頭部に占めるスペースが大きなってしまった。[4]

銀河共和国反乱同盟レジスタンスに仕えた[5] R2-D2もケルナー・オプティカル社製のホロプロジェクターを装備した。[1] R5アストロメクR5-PHTもケルナー社製のホロプロジェクターを装備していた。[6] 一般的なR5ユニットのホロプロジェクターは頭上に収納されていたり[7]フォトレセプターの真下に小型版が設置されていたり[8]、あるいはフォトレセプターと一体化していたりするのに対し[9]、R5-PHTの場合はR2ユニットと同サイズのものが顔面に直接取り付けられていた。[6]

制作の舞台裏[]

正史媒体において、ケルナー・オプティカル社は2015年8月5日(翻訳版は2016年8月9日)に発売された『週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン第31号で初めて言及された。[1] この企業の名称は、もともとインダストリアル・ライト&マジックの一部門であった同名の特殊効果制作会社に由来している。[10][11]

ハズブロ社のトイ・シリーズ『スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー』では、アストロメク・ドロイドのホロプロジェクターの製造元がケルナー・オプティカルではなくヘルナー・オプティカル(Herner optical)と表記されている。この名称は2015年に発売されたR2-D60から2024年開催の D23 EXPO で発売されたR6-D23にかけて変わらずこの形で表記されている。[12]

参考資料[]

脚注[]