ゲイリー・ウィッタ(Gary Whitta)はイギリスの脚本家、作家、ゲームデザイナー、PC Gamer誌の編集者。『ザ・ウォーカー』(2010年)、『アフター・アース』(2013年)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)などの作品で知られる。
経歴[]
2014年5月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(当時タイトルは未発表)についてギャレス・エドワーズが監督、ゲイリー・ウィッタが脚本を担当すると発表した。[1] 本人が Twitter で明かしたところによると、『ローグ・ワン』のタイトルを考案したのはウィッタである。[2]
2015年1月、ウィッタが『ローグ・ワン』の制作から離れることになったが、初稿は完成済みであると報じられた。[3] 『ローグ・ワン』の脚本はのちにクリス・ワイツに引き継がれた。[4]
ウィッタは反乱軍パイロット役のエキストラとして『ローグ・ワン』の撮影に参加したが、登場シーンはカットされカメオ出演は実現しなかった。ウィッタは Twitter にヤヴィン4の反乱軍基地のセットで撮影した写真を掲載し[5]、役名は“グレイ・リーダー”だったことを明かした。ウィッタによるとグレイ・リーダーは映画の編集室で英雄的な戦死を遂げたという。[6]
ウィッタはアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』の複数のエピソードの脚本を担当し、アンソロジー『ある視点から見た物語』に収録されている短編『レイマス』や『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』のコミカライズも手掛けている。
作品歴[]
年 | 作品 | シリーズ | 役職 |
---|---|---|---|
2016年 | アンティリーズ引き抜き工作 | 反乱者たち | 脚本 |
2016年 | ウィンカースーのお宝 | 反乱者たち | 脚本 |
2016年 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー | 原案 グレイ・リーダー役 (カット)[6] | |
2017年 | ゼブの名案 | 反乱者たち | 脚本 |
2017年 | 反乱組織の名の下に (パート1) | 反乱者たち | 脚本 |
2017年 | レイマス | ある視点から見た物語 | 作者 |
2018年 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ コミック版 | 作者 |
脚注[]
- ↑ Gareth Edwards and Gary Whitta Onboard for Star Wars Stand-Alone Film - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ @garywhitta(Gary Whitta) - X (旧Twitter). “Well I can now say that I named a @starwars movie! That's pretty cool. #RogueOne”
- ↑ 'Star Wars' Standalone Movie Loses Writer Gary Whitta". The Hollywood Reporter.
- ↑ Rogue One is the First Star Wars Stand-Alone Film, Rian Johnson to Write and Direct Star Wars: Episode VIII - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ @garywhitta(ゲイリー・ウィッタ) - X (旧Twitter). “On the Yavin 4 base with Lucasfilm’s mighty @raynemikele ❤#throwbackthursday #tbt #RogueOne”
- ↑ 6.0 6.1 @garywhitta(ゲイリー・ウィッタ) - X (旧Twitter). “In case Wookieepedia needs the info, my pilot’s name is Gray Leader and he died heroically on the cutting room floor.”
外部リンク[]
- Gary Whitta - インターネット・ムービー・データベース
- @garywhitta(ゲイリー・ウィッタ) - X (旧Twitter)