コバルト中隊(Cobalt Squadron)は6機のMG-100スターフォートレスSF-17によって構成されるレジスタンスのボマー中隊である。カサンダー宙域における海賊討伐任務や、ファブリンおよびナンスリ・トレード・ルートにおける防衛任務、アッテラ戦役などで活躍した。母艦は<ニンカ>。34 ABY、コバルト中隊はアッテラ星系へ派遣されていたためスターキラー基地の戦いに参加できなかったが、ディカー撤退に参加するため急遽帰還し、ファースト・オーダーの軍艦<フルミナトリックス>との戦いで全滅した。
概要[]
コバルト中隊やクリムゾン中隊といったレジスタンスのスターフォートレス部隊は、マーティグレードの“老婦人”ことフォッシルに率いられた。コバルト中隊には飛行エンジニアのキャット、パイロットのフィンチ・ダロウ、爆撃手のニックス・ジャード、砲手のスペニーやペイジ・ティコ、メカニックのローズ・ティコといった隊員が在籍していた。[2]
RZ-2 Aウイングのパイロットであるロビー・タイスもコバルト中隊に所属していた。[7] またエロー・アスティはT-70 Xウイング・スターファイターでコバルト中隊のエスコート・パイロットをしていたことがあったが、のちにブルー中隊に異動した。[4] そのためアスティのフライト・ヘルメットの側部にはコバルト中隊のロゴマークが描かれていた。コバルト中隊のロゴは赤と黄色のバージョンと[8]、青と赤のバージョンがあった。[7]
歴史[]
34 ABY、コバルト中隊とクリムゾン中隊はディカーの戦いに参加し、撤退中のレジスタンス宇宙軍を防衛するため、惑星ディカーの軌道でファースト・オーダー宇宙軍と戦った。彼らはポー・ダメロン中佐の作戦に従い、ファースト・オーダーのマンデイターIV級シージ・ドレッドノート<フルミナトリックス>への爆撃を試みたが、接近過程で大半のボマーが撃墜されてしまった。結局、最後の1機となった<コバルト・ハンマー>のペイジ・ティコが自らを犠牲にして爆弾の投下を行い、<フルミナトリックス>を撃破した。[1]
指揮官のフォッシルやメカニックのローズ・ティコは出撃しなかったため生き残ったが[9]、ディカーに居合わせたコバルト中隊の隊員は全滅した。しかしロビー・タイスはテミン・ウェクスリーの指揮下に配属されていたためディカーにおらず、難を逃れた。彼女はエクセゴルの戦い当時も、コバルト中隊のロゴが入ったフライト・ヘルメットを使い続けていた。[7]
登場作品[]
- エイジ・オブ・レジスタンス ローズ・ティコ
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場) (紋章のみ)
- 最後のジェダイ:コバルト中隊
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ 小説版
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ コミック版
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン 火花と炎 (間接的に言及)
- レジスタンスの復活 (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ クロス・セクション
- 最後のジェダイ:ボマー・コマンド
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- 最後のジェダイ:ローズ・ティコ:レジスタンス・ファイター
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 最後のジェダイ:コバルト中隊
- ↑ スター・ウォーズ/最後のジェダイ クロス・セクション
- ↑ 4.0 4.1 スター・ウォーズ ヘルメット・コレクション 74 (Helmets: Ello Asty)
- ↑ Cobalt Squadron - 公式データバンク
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 最後のジェダイ:ボマー・コマンド
- ↑ 7.0 7.1 7.2 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- ↑ スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- ↑ スター・ウォーズ 最後のジェダイ 小説版