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類似した名称の記事はコルサントの戦い(曖昧さ回避)を参照
「時は満ちた、そう信じたウリックとアリーマは、マンダロアの戦士とともに無謀にもコルサントに総攻撃をかけた。しかし、銀河の首都を守る忠実なジェダイたちは、力を合わせてこの侵略軍に立ち向かった」
ヴォレン・ナルの歴史書より[出典]

コルサントの戦い(Battle of Coruscant)は、シス大戦中の3996 BBYに発生した。銀河共和国首都惑星であるコルサントが、シス卿ウリック・ケル=ドローマによって侵略された。フォーロストの戦いシス軍が勝利を収めた後、ケル=ドローマは300隻もの共和国軍艦を拿捕し、既に大規模な艦隊となっていたクラースマンダロリアンの部隊に加えた。共和国政府の首都惑星を攻め落とせるほどの軍事力が手に入ったと判断したケル=ドローマは、シスの暗黒卿エグザ・キューンに、コルサントを攻撃するつもりであることを報せた。

ケル=ドローマ、アリーマ・キート、そしてマンダロア・ジ・インドミタブルは、戦争の日の祝賀会の直後にコルサントへの侵略を開始し、準備がままならない共和国とジェダイの軍隊の不意を突いた。しかし、それでもコルサントの軍隊はジェダイのもとで力を合わせ、ケル=ドローマの地上軍の進撃を止めた。首都侵攻を利用して権力を拡大しようと画策していたキートは、ケル=ドローマが戦死したと嘘をつき、マンダロリアン戦士団とクラース軍に撤退を命じた。司令官と兵士たちに見捨てられたケル=ドローマは、間もなくジェダイによって捕えられる。その後、ケル=ドローマは裁判で共和国に対する犯罪を裁かれることになった。

背景

フォーロストの戦いの後、シス卿ウリック・ケル=ドローマは、300隻もの新しい軍艦銀河共和国造船所から獲得することに成功した。ケル=ドローマは、すでに圧倒的な戦力を誇っていたクラースマンダロリアン戦士団の艦隊に、これらの新しいバトルシップを加えた。シスの暗黒卿エグザ・キューンと連絡を取ったケル=ドローマは、共和国を権力の座から引きずり降ろすことで、敵に自分たちの戦力の低さを思い知らせてやるつもりだと伝えた。そのために、彼は共和国の首都惑星であるコルサントを侵略し、戦争に終結をもたらすことに決めた。ケル=ドローマの計画を聞いたキューンは、自分の計画が破綻してしまうと告げ、コルサント侵略に反対した。キューンは、まず第一にシスのブラザーフッドの連合勢力の戦力を強化し、資源を拡大したうえで、連合軍とともに共和国とジェダイを攻撃するべきだと主張した。

しかしケル=ドローマは、自分とマンダロア・ジ・インドミタブルの軍隊は、キューンやシス改宗者たちの助けを借りなくとも、コルサントを攻め落とすことが出来ると反論した。ケル=ドローマの勢力は敗北する運命にあると考えていたキューンは、彼が自分の意見を無視して攻撃を続行するという事実を、仕方なく受け入れることにした。しかしキューンは、もしケル=ドローマが攻撃に失敗しても、あるいはコルサント侵略の際に戦死したとしても、自分は独力で共和国との戦争を続けるだろうと言い放った。

戦闘

ジェダイと共和国に向けて、クラース軍がケンプレクスIXを襲撃するために移動しているという偽りの情報を流した後、ケル=ドローマの軍隊は首都コルサントへと侵攻した。敵が流した嘘の情報に惑わされた共和国は、ケンプレクスIXでシス軍の大半を撃破することが出来るだろうと信じていた。共和国は、コルサント防衛艦隊の一部を含む、共和国宇宙部隊の大半にケンプレクスIXへ向かうよう命じてしまっていた。一方コルサントでは、銀河元老院に出席するため、ジェダイ・マスターヴォド=シオスク・バスケイ・ケル=ドローマノーミ・サンライダーら数名のジェダイが、ギャラクティック・シティを訪れた。マスター・バスは、裏切り者のジェダイ・ナイトが、フォーロストをはじめとする数々の襲撃事件を指揮しているという噂について、共和国元老院で説明した。しかしこの会議の途中、ネタス防衛大臣は、議題に挙がっている問題のジェダイの正体がウリック・ケル=ドローマであるという情報を受け取った。

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コルサントで戦うウリック・ケル=ドローマとアリーマ・キート

元老院で会議が行われている最中、ケル=ドローマの侵略勢力がハイパースペースから姿を現し、銀河系の首都惑星に対して攻撃を開始した。ケル=ドローマは、マンダロア・ジ・インドミタブルにマンダロリアン・クルセイダーの攻撃部隊の指揮を任せ、自分の部隊にコルサントの防衛網の重要部分(兵器プラットフォームや戦略地点)を襲撃させた。しかし、マスター・バスをはじめとするジェダイの指揮のもとで、共和国地上軍はすぐさま再集結し、マンダロリアン戦士団の攻撃のほとんどを押し留めた。

共和国軍はジェダイのもとで力を合わせたが、ケル=ドローマとマンダロアは、戦いながらコルサント軍の中央司令部までの道を切り開いた。司令部では、共和国の将校たちが、惑星防衛網を編成することでジェダイを援護しようとしていた。ケル=ドローマはシスの力を使って共和国の上級将校を脅し、クラース艦隊がヴェント星系に現れたという誤報を利用して、共和国のふたつの艦隊を星系内の同じ地点にジャンプさせようとした。共和国の将校がこの命令の中継を拒否すると、ケル=ドローマはその場に居合わせた共和国の人員を殺害しようとした。しかし、マスター・バス率いるジェダイのチームが、コルサントの他の場所の戦況を理解していなかったケル=ドローマの前に立ちはだかった。

ウリック・ケル=ドローマが共和国の司令部で足止めされている間も、ジェダイは押し寄せるマンダロリアン戦士団の侵略部隊から首都を守るために戦っていた。クラース軍のアリーマ・キートは、ケル=ドローマを排除して指導者の地位を手に入れるため、個人的な策略を進めることに決めた。ケル=ドローマをコルサントに置き去りにすれば、うまくいけば戦いの中で死んでくれると考えたキートは、マンダロアとクラースの侵略部隊の生き残りに撤退を命じた。しかしマンダロアは、戦いが行われている最中に指揮官が退却することは出来ないと主張し、キートの命令を拒否した。軍隊を撤退させるためには、マンダロアを騙すか、クーデターの計画を打ち明けるしかないと判断したキートは、ケル=ドローマが既に戦死したと嘘をつき、残存勢力を守るために撤退を命じたのだと主張した。キートの話を信じたマンダロアは、しぶしぶ戦士団に惑星地上からの退却を命じ、クラース軍とともにコルサントを離れた。

その後

ケル=ドローマと部下たちは、軍隊がコルサントから撤退したことに気づいたが、既にマスター・バスとジェダイ・ナイトのチームによって囲まれていた。クラースの兵士を倒したジェダイたちは、フォースの力を合わせてケル=ドローマの周囲にをつくり、一時的にこのシス卿を麻痺させた。クラースの指導者として知られるシス卿ウリック・ケル=ドローマが捕えられると、共和国の最高議長シドローナは、彼に裏切り者の烙印を押した。ケル=ドローマが共和国に対して犯した犯罪を裁くため、元老院で裁判が開かれることになった。

ジェダイに捕えられたケル=ドローマは、裁判のための審問会にかけられた。共和国やジェダイ・オーダーに対する反逆罪など、様々な戦争犯罪に問われたケル=ドローマは、自己弁護のために答弁する機会を与えられた。しかし、このクラースの軍将はあらゆる容疑を認め、ジェダイを含むすべての出席者たちを驚かせた。共和国が弱体化していると信じるケル=ドローマは、続けて国家に対する軽蔑の念を口にした。審問会は、裁きの場に立ちながらも傲慢な態度のケル=ドローマに、有罪の判決を下すことにした。審問会は共和国に対する罪でケル=ドローマに刑を宣告したが、彼は裁判の直後に脱走に成功する。

制作の舞台裏

コルサントの戦いは、未邦訳コミック・シリーズ『Star Wars: Tales of the Jedi』の『The Sith War 2: The Battle of Coruscant』で描かれた。このコミックの作者はケヴィン・J・アンダースンで、イラストはダリオ・カラスコ・ジュニアが担当した。アンダースンは、続編で描かれる運命的な裁判に先立つ出来事としてこの戦いを設定し、ケル=ドローマがフォースのダークサイドへとよりいっそう傾倒した様子を描写した。

登場エピソード

  • Tales of the Jedi: The Sith War 2: The Battle of Coruscant (初登場)
  • Tales of the Jedi: The Sith War 3: The Trial of Ulic Qel-Droma (回想シーン)
  • Tales of the Jedi: The Sith War 4: Jedi Holocaust (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic (作中の文書内で言及)

参考資料

シス大戦
3996 BBY
銀河系のタイムライン

前:テタ星系のクーデター
3997 BBY

同時期:マンダロリアン聖戦
(およそ70003996 BBY)

次:マンダロリアン戦争
39763960 BBY

シス大戦の戦い
クラース聖戦
3996 BBY

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3996 BBY

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