- 「あらゆる知識は自由であらねばならない」
- ―コレクティヴのスローガン[出典]
コレクティヴ(Collective)は、あらゆる種類の独裁政治が広がるのをテクノロジーを活用して阻止することを目的とする、エンジニアや技術者、科学者たちによる地下組織である。角が生えた白い蛇がシンボルマーク。その存在自体は人々のあいだで広く知られており、コレクティヴがレジスタンスと協力関係にあると噂する者もいれば、完全に独立した組織で、レジスタンスのこともファースト・オーダーのことも同じくらい忌み嫌っているとも言われていた。[1]
歴史[]
コレクティヴは自由を守るという大義を掲げてはいたが、実際は詐欺師や泥棒といった犯罪者の集まりであることに変わりはなく、スライサーやデータ海賊がメンバーの多数を占めていた。また、コレクティヴが他の犯罪組織と関わりを持った例もあった。ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、コレクティヴのメンバーは目の周りを白く塗り、口や鼻を覆うほど幅が広い白いスカーフを巻くなどして、ファースト・オーダーがあちこちに設置した監視カメラに素顔をさらさない工夫をしていた。[1]
34 ABY、コレリアン・エンジニアリング社で働くモンティ・カレイ補佐官は、上司であるウィンシュア・ブラット室長からファースト・オーダーの囚人および指名手配犯リストを記録したデータパッドを盗み、コレクティヴに接触を求めた。彼はコレリアのコロネット・シティにある酒場、デッド・エアロノートでコレクティヴのスライサーにデータを手渡した。のちにこの情報は、コレクティヴの後援者であるナイフェラ・シューによって、彼女の誕生日パーティでオークションにかけられた。オークションの参加者は、用意してきた金額の半分をコレクティヴに寄付することを強制された。このパーティはファースト・オーダーの摘発に遭い、参加者数名が殺害されたが、ナイフェラはリストを提供することと引き換えに、レジスタンスのポー・ダメロンらによって救出された。その後ナイフェラは、ダメロンに頼まれて安全な隠れ家の座標を教え、ダメロンの残りの資金を全額受け取った。[1]
登場作品[]
- レジスタンスの復活 (初登場)