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「遠隔センサーがフダラ星系で異常なほど大規模な帝国軍の動きを探知した。あの一帯には目を引くようなものはない。帝国軍艦隊がなぜ集まっているのか知る必要がある。コロナ中隊の諸君。至急フダラ星系へ向かい、情報を集めてくれ」
ギアル・アクバー提督[出典]

コロナ中隊(Corona Squadron)は共和国再建のための同盟および新共和国に仕えたスターファイター中隊である。偵察任務のために編成されたが、ホスの戦いエンドアの戦いでも活躍した。コロナ中隊はそれぞれ大きく異なる経歴や背景を持つパイロットたちの寄せ集めのグループとして発足し、Xウイング・スターファイターに乗って銀河内戦に参加した。

歴史[]

ホスの戦い[]

「足を狙えイェンダー」
「了解!」
―セイン・カイレルとイェンダー[出典]
Lost Stars Battle of Hoth

AT-ATと戦うセイン・カイレルとイェンダーのスノースピーダー

反乱同盟のコロナ中隊は、銀河系各地の出身者による、さまざまな背景を抱えたパイロットたちの寄せ集め部隊として発足した。3 ABY当時、コロナ中隊は惑星ホスにあるエコー基地に配属されていた。反乱軍の隠れ家を突き止めた帝国軍艦隊が予想よりも早くホス星系に到着した際、コロナ中隊は反乱軍の輸送船の撤退が完了するまで、帝国地上軍を相手に時間を稼ぐ任務を与えられた。コロナ中隊の隊員であるセイン・カイレルイェンダー・ブレセンスノースピーダーに乗り込んで帝国AT-ATウォーカー戦い、最大の弱点であるジョイントを狙って、ウォーカーを1機破壊することに成功した。撤退が完了すると、コロナ中隊もXウイング・スターファイター宇宙へ脱出し、他の同盟宇宙軍と合流した。[1]

偵察任務[]

「おそらく相当な規模の艦隊が集まっている。情報収集は再優先事項だが、自分の命のことも忘れるな。共に生きて帰ろう」
―コンテッサ[出典]

ホスの戦いの後、コロナ中隊は反乱同盟の指導者であるモン・モスマ議長から直々の感謝を受けた。その際、モスマから特別任務を与えられたコロナ中隊は、MC80スター・クルーザーリバティ>を拠点に偵察任務を行うことになった。彼らはそれから数ヶに渡って多くの情報収集任務をこなし、その一環として惑星ディカーの調査も行った。彼らはディカーで何も特筆すべきものは見つけられなかったが、この惑星が反乱軍基地の候補になりえると判断した。この頃、反乱同盟は帝国艦隊が大量の資材を動かしているという情報をスパイから受け取っていたが、その目的地を突き止めることができずにいた。フダラ星系に大量の帝国艦船が集まっているという報告が寄せられた後、ギアル・アクバー提督はコロナ中隊を調査に派遣した。フダラ星系に到着した中隊は、エンドアの戦いに備えて集結していた帝国艦隊を発見する。彼らは惑星のに隠れていたが、帝国のTIEファイター部隊に発見されてしまい、交戦の末コロナ3スマイクスを失った。[1]

エンドアの戦い[]

「コロナ中隊。このままデス・スター突入部隊が内部に侵入するまで死ぬ気で援護する。だが逃げたい者は止めない」
―コンテッサ[出典]
Thane Kyrell Corona Four T-65 X-wing XW2

エンドアの戦いで<サブジュゲーター>を攻撃するセイン・カイレル(コロナ4)

第2デス・スターの存在が確認された後、コロナ中隊は同盟軍艦隊の一員としてエンドアの戦いに参加し、ゴールドおよびレッドグリーングレイ中隊スターファイターの援護に回った。作戦の予定に反し、同盟軍艦隊がハイパースペースを抜けた時点でエンドアの地表に設置された偏向シールド発生装置が健在だったため、彼らは大量のTIEファイターやインペリアル級スター・デストロイヤーとの戦いを強いられた。戦闘中、コロナ中隊は<ミレニアム・ファルコン>に乗るゴールド・リーダーランド・カルリジアンの命令に従い、スター・デストロイヤー艦隊に接近して、<サブジュゲーター>のエンジンを無効化することに成功した。第2デス・スターを防衛していたシールドが消滅すると、コロナ中隊はバトル・ステーションの内部へ突入する他の中隊を支援した。反乱同盟はこの戦いで大勝利を収め、コロナ中隊は犠牲者を出すこと無く戦いを終えることができた。[1]

エンドア以降[]

エンドアの戦いの直後、同盟軍のスターファイター隊旗艦クルーザーホーム・ワン>に集まり、祝賀会のためにエンドア地表へのピストン輸送を開始した。そんな中、<ホーム・ワン>のハンガーで戦闘機中隊の生存状況の確認が進められ、コロナ中隊の生存確認の呼びかけも行われた。[2]

反乱同盟が新共和国に生まれ変わった後も、コロナ中隊は新政府の軍隊に仕え続けた。しかしコンテッサが故郷の大統領選に立候補するため中隊を去ったため、代わりにイェンダーが新しいコロナ・リーダーになった。また、コロナ中隊はそれぞれコルサントニア・ダジャナム出身のパイロット2名を新隊員に迎えた。帝国がナブーに対して複数回にわたる攻撃を仕掛けた際、コロナ中隊は防衛戦に参加した。またジャクーの戦いでは、コロナ中隊の隊員であるセイン・カイレルとケンディ・イデルが帝国艦船への移乗攻撃部隊に参加した。[1]

隊員[]

銀河内戦初期

Corona pilots

コロナ中隊のパイロット

エンドアの戦い当時

  • コロナ・リーダー:コンテッサ[1]
  • コロナ2:イェンダー[1]
  • コロナ4:セイン・カイレル[1]
  • コロナ5:ケンディ・イデル[1]

エンドアの戦い以降

  • コロナ・リーダー:イェンダー[1]
  • セイン・カイレル[1]
  • ケンディ・イデル[1]
  • コルサント出身者[1]
  • ニア・ダジャナム出身者[1]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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