- 「コロ・フィッシュ! でっかい歯!」
- ―ジャー・ジャー・ビンクス[出典]
コロ・クロー・フィッシュ(Colo claw fish)はミッド・リムの惑星ナブーに生息した水生クリーチャー。海底のトンネルに姿を隠し、大きく開くアゴ、音波、毒を駆使して自分の頭よりも大きな獲物を飲み込んだ。
生態と特徴[]
コロ・クロー・フィッシュは体長40メートルの長大な水生クリーチャーである。[2] 惑星ナブーの深海、“ナブー・アビス”に生息し、スケールフィッシュ等を捕食した。[5] 前脚に名前の由来でもある鋭い爪(クロー)を備え、胴体や尾に発光する突起物があった。コロ・クローは海底のトンネルに何時間も微動だにせずに横たわり、攻撃範囲内に入った獲物を水中音波の甲高い音で混乱させた後、ねぐらから飛び出して毒のある牙で気絶させた。コロ・クローは巨大な口をぱっくり空けることで自分の頭よりも大きな獲物をひと呑みにすることができ[4]、同時に胃も広げて巨大な魚を腹に収めた。[5] 飲み込むときに気絶させなかった場合、獲物が胃を食い破って出てくる危険性が高く[4]、実際に若いオピー・シー・キラーはそうしてコロ・クローの体内から脱出した。[5] コロ・クローは極めて強力だったが、巨大なサンド・アクア・モンスターには敵わなかった。[2]
歴史[]
ナブー危機のさなか、トライバブル・ボンゴに乗ってナブー・アビスを航行したクワイ=ガン・ジン、オビ=ワン・ケノービ、ジャー・ジャー・ビンクスは海底に棲む巨大クリーチャーたちに襲われた。オピー・シー・キラーから逃げ切った後、ボンゴはコロ・クロー・フィッシュとサンド・アクア・モンスターに挟まれた。ケノービの操縦するボンゴはサンドの上方へ舵を切って難を逃れたが、コロ・クローはそのまま直進し、サンドの餌食になった。[1]
コロ・クロー・フィッシュは魚卵料理の食材としても使われることがあった。10 BBY、クリムゾン・ドーンの首領であるドライデン・ヴォスはカレヴァラン・スター・ヨット<ファースト・ライト>でハン・ソロとキーラにコロ・クロー・フィッシュの料理を勧めたが、2人とも断った。[6]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- クローン・ウォーズ – フォースの子供たち (おもちゃが登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (料理が登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版 (料理が登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版 (料理が登場)
- スター・ウォーズ アニュアル 3 (言及のみ)
- ドクター・アフラ アニュアル 2 (ビジュアルのみ)
- レジスタンスの復活 (料理が登場)
- スター・ウォーズ:去りし日の希望 (言及のみ)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ:エイリアン・アーカイブ
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- Every Creature in the Star Wars Movies - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
- Colo claw fish - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Colo claw fish - 公式データバンク