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コンヴォア(Convor)、複数形でコンヴォリース(Convorees)、別名トランドーシャン・バード(Trandoshan bird)はトランドーシャ衛星ワスカー原産のフクロウである。アトロンマラコアタコダナといった銀河系各地の星々でその姿を目にすることができた。

生態と特徴[]

コンヴォアは体高0.2メートル(8インチ)の[5] 小型の鳥類クリーチャーであり[4]フクロウと描写されることもあった。[2] 複数形ではコンヴォリースと呼ばれる。[6] コンヴォアは茶と金色の美しい羽毛を備えたており、魅力的でエレガントな生き物だった。[4] コンヴォアの体は丸っこく、2つの黒い目とくちばし[1]、物を掴むのに適した尾を備えていた。[4] 惑星キロスに生息するキロス・バードとは近縁種であり[5]、羽毛の色こそ違えどよく似ていた。[3] コンヴォアはフォース、そしてアソーカ・タノと強いつながりを持っていたようである。[5]

習性[]

コンヴォアは惑星トランドーシャワスカーの原産であるが[3][5]タコダナ[7] アトロンマラコアなど銀河系各地の星でその姿を目にすることができた。[4] コンヴォアは捕食動物であり、主に昆虫や小型の齧歯類を食した。[6] コンヴォアはジャングルの天蓋に生息し[5]、ワスカーではトゲのある藪に棲みついていた。彼らはワスカーのジャングルで非常によく見かける生き物であり、攻撃的なモモングによって捕食されていた。[4]

コンヴォアは知的で[4] 人懐っこく、多くの星でペットとして人気があった。[3] 彼らの美しい羽はしばしば高級な衣服の飾りとして用いられた。[4] 他方、彼らは外敵から身を守るために狡猾な一面もあり、ペアを組んで敵を尻尾で掴み上げ、空中に運んで高いところから落とすことで知られた。[4] ペットのコンヴォアには、餌として種子が与えられることおまった。また飼いならされたコンヴォアであっても、餌をやろうとした者の指に噛みつこうとするなど、気に入らない相手には攻撃的な一面を見せることがあった。訓練されたコンヴォアは、主人の命令で標的を追跡したり、攻撃したりすることができた。[2]

歴史[]

クローン戦争中、惑星アバファーの街ポンズ・オーラではコンヴォア1匹が60クレジットで販売されていた。[3][8] 街に張り出されたチラシには、オーラベッシュアルファベットで「トランドーシャン・バード。このかわいらしい鳥を家で飼い、日々を明るくしよう。2匹飼うとお得。60 R.C.」と標示されていた。[8]

制作の舞台裏[]

コンヴォアは2011年4月1日に放送されたテレビ・アニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン3の第21話『囚われのパダワン パート1』で初登場を果たした。[1] StarWars.com で公開されている同作のエピソード・ガイドには、ランディ・バントグが制作したコンヴォアのコンセプト・アートが掲載されている。アートの作成日は2010年1月7日付となっている。コンヴォアおよびコンヴォリースという名称も、このエピソード・ガイドで判明した。なおコンセプト・アートやその説明文では“トランドーシャン・バード”や“コンヴォア・トランドーシャン・オウル”という呼称も使われている。[9]

コンヴォアはアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の総監督を務めるデイヴ・フィローニの妻、E・アン・コンヴァリー(E. Anne Convery)にちなんで名づけられた。

登場作品[]

Atollon Bird

アトロンのコンヴォア

参考資料[]

脚注[]

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