- 「お前のことが気に入らねえそうだ」
「悪かったね」
「俺もお前が気に入らねえ」 - ―ルーク・スカイウォーカーに対し、コーネリアス・エヴァザン[出典]
ドクター・コーネリアス・エヴァザン(Cornelius Evazan)はアルサカン出身の人間の男性で、銀河共和国末期に活動した美容外科医。エヴァザンは将来を約束された医師だったが、やがて狂気に陥り、いわゆる“創造的な手術”を行って患者たちに恐ろしい外見を与えるようになった。冷酷な医学的実験の事実が明るみに出た後、エヴァザンは賞金稼ぎに追われるようになり、顔にひどい傷を負った。アクアリッシュの凶悪犯ポンダ・バーバが彼の命を救い、それ以降ふたりは不安をはらんだパートナーシップを結んだ。彼らは犯罪王ジャバ・ザ・ハットのためにスパイスの密輸を行い、エヴァザンは12の星系で死刑を宣告された。
1 BBY、エヴァザンとバーバはそれぞれルーフー、ソーキーという偽名を名乗り、砂漠の月ジェダの聖都を訪れた。この時、彼らは通りすがりにぶつかったジン・アーソに難癖をつけている。直後に聖都は帝国軍によるデス・スターのスーパーレーザーによって破壊されたが、幸運にも惨劇を免れた2人は、惑星タトゥイーンにある酒場、チャルマンの宇宙港カンティーナを訪れる。酔ったバーバが地元の水分農夫ルーク・スカイウォーカーに絡んだ際、エヴァザンはふたりの口論を煽り、自身の犯罪歴を自慢した。スカイウォーカーの保護者であるオビ=ワン・ケノービは彼らの対立を諌めようとしたが、彼の態度は凶悪犯のコンビを激怒させた。エヴァザンはスカイウォーカーを近くのテーブルに投げ飛ばし、バーバはケノービ老人に対してブラスター・ピストルを引き抜いた。しかし次の瞬間、ケノービはライトセーバーでエヴァザンを切り裂き、バーバの右腕を切り落とした。その後、エヴァザンは自らバーバの腕を治療しようとしたが、あやうくこのアクアリッシュを殺しかけた。
制作の舞台裏[]
公式サイトStarWars.comのポンダ・バーバの記事によると、エヴァザンはケノービによって殺されたことになっているが、『スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版』では彼がライトセーバーの攻撃を生き延びたと説明されている。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 生きていた兵士 (看板に名前が出ている)
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ジュニアノベル版
- バウンティ・ハント
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- ロング・スヌートの秘密—ある視点から見た物語
- 然るべき理由—ある視点から見た物語
- ドロイドはお断り—ある視点から見た物語
- クルー・ホーンと狂乱の酒場—ある視点から見た物語
- ジェダイの剣術を磨け! ルーク・スカイウォーカーの冒険 (間接的に言及)
- スター・ウォーズ:ドクター・アフラ 立場逆転 (ホログラムでの登場)