コーボー物質(Koboh matter)はコーボー深淵に起源を持つとされる、コーボー星系特有の謎多き物質。惑星コーボーや砕かれた月にも存在した。構成元素は謎であり、様々な状態に変化する性質を持っていた。揮発性が高い粉塵状の状態のものはコーボー・ダスト(Koboh dust)と呼ばれ、塵が集まってできた固体状のものはコーボー・バリア(Koboh barrier)と呼ばれた。コーボー・バリアは強い磁気を帯びており、ライトセーバーの攻撃にも耐えられるほどの強度を誇った。固形化して密集したコーボー物質は厄介な障壁となったが、励起状態のビームを照射することで取り除くことができた。[1]
ハイ・リパブリック時代、銀河共和国とジェダイ・オーダーはコーボー深淵やそのユニークな物質に関する共同研究を行った。共和国の科学者の中には、不安定になったコーボー物質には非常に大きな潜在エネルギーが含有されていると考えるものもいた。ジェダイ・マスター・サンタリ・クリィのリーダーシップのもと、彼らは深淵に向けてイオン・エネルギーを照射する巨大なアンテナ施設をコーボーとその衛星に建造した。このテクノロジーには未知の部分もあったが、アンテナを通して発射されたエネルギーが電離することで、コーボー物質を変位させることができると考えられていた。またサンタリはコーボーの各地にジェダイ瞑想場を設立し、ジェダイ・ナイトやパダワンたちにコーボー物質の扱い方を学ばせた。[1]
制作の舞台裏[]
コーボー物質は2023年発売のゲーム『Star Wars ジェダイ:サバイバー』に登場した。本作の日本語版では Koboh matter と Koboh dust が区別されておらず、物質が粉塵(ダスト)状態ではない場合も「コーボーダスト」ないし「コーボー・ダスト」と訳されている。[1]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場)
参考資料[]
- スター・ウォーズ ハイ・リパブリック キャラクター事典