コーラ・メトネイ(Corla Metonae)はオルデラニアンのCR90コルベット<タナヴィーIV>に乗り込んでいた兵曹長である。レイマス・アンティリーズ船長指揮のもと、惑星オルデランの王室に仕えていた。スカリフの戦いの後、メトネイはタトゥイーンへ向かうコルベットの船内でクルーの話し合いに参加した。もし船が銀河帝国に拿捕された場合、レイア・オーガナのために脱出ポッドを射出すると語るアンティリーズに対し、メトネイは外交任務を掲げている<タナヴィーIV>が帝国に襲われることはないだろうと意見した。しかし彼女の予想に反し、コルベットは間もなくインペリアル級スター・デストロイヤー<デヴァステイター>の攻撃を受けることになる。[1]
制作の舞台裏[]
コーラ・メトネイは2005年の映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のために制作されたキャラクターだが、登場シーンは映画の完成版からカットされている。もともと“オルデラニアンの甲板長”(Alderaanian Bosun)という呼び名しかなかったが、公式サイトStarWars.comで開催されたファン参加型の企画、『What's The Story?』でキャラクター名と背景設定が募集された。採用された設定は当時のDatabankで紹介された。
正史設定では、作品集『ある視点から見た物語』に収録されている短編小説『レイマス』(ゲイリー・ウィッタ著)で初めてコーラ・メトネイの名が紹介された。本作はウィッタが脚本を務めた映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の直後を描いており、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に直結する内容である。メトネイが『新たなる希望』当時も<タナヴィーIV>に乗り込んでいたという設定はレジェンズのストーリーとも共通している。
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (削除されたシーン)
- レイマス—ある視点から見た物語 (初登場)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 レイマス—ある視点から見た物語