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「宝物の隠し場所に最適」
―タートル・タンカーの広告より[出典]

ゴジDF(Goji-DF)、通称タートル・タンカー(Turtle Tanker)は銀河共和国末期に銀河系の各地で使用されていた実用性の高いスターシップである。足とエンジンが一体化しており、ドッキング装置を使わず着陸することができた。クローン戦争中、ナイトブラザーダース・モールサヴァージ・オプレス兄弟は一時期タートル・タンカーを拠点に活動していた。

特徴[]

タートル・タンカーは実用性を重視したスターシップで、宇宙輸送船ウォーカー・ビークルを掛け合わせたような乗り物だった。タートル・タンカーは全高26.1メートル、全長38.2メートルで、広々とした貨物室を持ち、辺境の入植地への補給物資輸送や、工業惑星からゴミ処理惑星への廃棄物運搬など、さまざまな業務をこなすことができた。この船はあらゆる地形に適応できる4本の足を持ち、ドッキング設備が乏しい場所や全くない場所にも着陸することができた。4本の足にはエンジンが備え付けられており、飛行時には足の裏を後方に向けた。機首の操縦用キャビンは脱出ポッドも兼ねており、主船体から切り離すことができた。銀河共和国時代末期、タートル・タンカーは350,000クレジットで販売されていた。

歴史[]

Lotho Minor

ロソ・マイナーへ向かうタンカー

クローン戦争中、兄のダース・モールを捜索していたナイトブラザーサヴァージ・オプレスは、惑星ストーバー宇宙港サキヤン種族の運搬業者が所有するタートル・タンカーを発見した。オプレスはマザータルジンから与えられた首飾りからヒントを得て、このタンカーの寄港地にモールがいるはずだと確信した。彼は無断で船内に入り込み、サキヤンの船長を脅してタンカーをゴミ捨て場の惑星ロソ・マイナーへ向かわせた。サキヤンは協力する代わりに命だけは助けて欲しいと頼んだが、オプレスは目的地に到着するとすぐに船の操縦桿を奪い、船長をゴミのへ放り出してしまった。その後、オプレスは醜いサイボーグに変り果てたモールを発見し、タートル・タンカーでマザー・タルジンの待つ故郷ダソミアへ連れ帰った。モールはタルジンの魔術で正気を取り戻し、新しい機械の足を与えられた。彼は自分をみじめな状態へ追いやったジェダイオビ=ワン・ケノービへの報復を誓い、オプレスとコンビを組んで復讐計画に着手した。2人はタートル・タンカーで惑星レイドニア入植地を訪れ、ジェダイ・オーダーの注意を引くために罪のない住人たちを虐殺した。

EnemyOfMyEnemyIsMyFriend-Revenge

タンカー船内での戦い

モールとオプレスは1人でレイドニアにやって来たケノービを倒し、タートル・タンカーの船倉で拷問した。タンカーがレイドニアから離陸した時、オプレスの賞金を追ってやってきた賞金稼ぎアサージ・ヴェントレスが船内に忍び込んだ。シスの兄弟を倒すため、ヴェントレスはかつて敵同士だったケノービと組み、狭い船内でライトセーバー戦を繰り広げた。ケノービとヴェントレスは形勢不利と見て逃走を図り、脱出ポッド機能を備えたコックピット区画へ逃げ込んだ。コックピットが射出された際、モールとオプレスは危うく真空空間へ吸いだされそうになったが、接続部分の光線シールドを起動して事なきを得た。

クローン戦争中、アウター・リム・テリトリーの惑星アバファーにある小さな街ポンズ・オーラには、タートル・タンカーの古い広告が張り出されていた。

制作の舞台裏[]

タートル・タンカーのデザインはデイヴ・フィローニによる描き下ろしで、彼のペットのカメ、“ゴジ”(Goji)からインスパイアを得ている。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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