ゴミ圧縮機(Garbage compactor)、あるいは廃棄物圧縮機(Trash compactor)、ゴミ潰し機(Garbage masher)は廃棄物をプレスして圧縮するための施設。廃棄物を溜めておく部屋と、廃棄物を両側から押しつぶす2枚の壁からなる。ゴミ圧縮機はインペリアル級スター・デストロイヤーやデス・スター、スターキラー基地など、さまざまな施設に存在した。デス・スターのゴミ廃棄シュートには専用のセンサーが付属しており、廃棄物の種類を自動で認識して、妥当な圧縮機に分別する仕組みになっていた。またよく似た設備として、圧縮の代わりに焼却を行うゴミ焼却機も存在した。
歴史[]
- 「監房レベルのゴミ圧縮機を全部止めろ!」
- ―C-3POに対し、ルーク・スカイウォーカー[出典]
0 BBY、ルーク・スカイウォーカーとハン・ソロ、チューバッカは初代デス・スターでプリンセス・レイア・オーガナを救出した際、ストームトルーパーの追っ手をかわすためダスト・シュートに飛び込んだ。[1] その結果、4人はセンサーによって再生可能なゴミとして認識され[6]、圧縮機のユニット3263827に落下した。施設のドアは磁気シールで守られていたためブラスターで突破することはできず、さらに圧縮機の底に潜んでいたダイアノーガがスカイウォーカーを殺しかけた。間もなく圧縮装置が作動し、4人は壁にはさまれて潰されかけたが、間一髪で外部のC-3POとR2-D2にコムリンクが繋がり、監房レベルの圧縮機を全て停止してもらうことで事なきを得た。[1]
1 ABY頃に行われた[7] ティブリンの任務のさなか、レイア・オーガナはルーク・スカイウォーカーを救出するためインペリアルII級スター・デストロイヤー<ストームブリンガー>に侵入し、ストームトルーパーの警備が手薄であるゴミ圧縮機のエリアを移動経路に選んだ。圧縮機の内部に爆発物を設置すると、レイアはダクトを通ってルークが監禁されている部屋に侵入した。ルークを連れて部屋から脱出した後、レイアはデイヴィン・ブライス艦長とトルーパーたちに包囲されたが、このとき圧縮機に仕掛けておいた爆弾が爆発したため、逃げるチャンスが生まれた(この時、ゴミ圧縮機に住んでいたダイアノーガも爆発に巻き込まれた)。[8]
34 ABY、ハン・ソロとチューバッカ、元ストームトルーパーのフィンはファースト・オーダーの超兵器スターキラー基地に侵入し、キャプテン・ファズマを脅してシールド発生装置を解除させた。フィンは用済みとなったファズマをどうするかハンに尋ね、ハンはスターキラー基地にダスト・シュートやゴミ圧縮機は存在するかと聞き返した。[5] その後、ファズマは実際にダスト・シュートに投げ込まれ[3]、基地のレベル6にあるゴミ圧縮機に落下した。[9] しかし彼女はアンチ・アーマー酸性化合物を使って圧縮機の扉を溶かし、脱出を果たした。[10]
登場作品[]
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参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – 制作の舞台裏