ゴールデン・ライケン（Golden Lichen）、通称金粉（Gold dust）はアウター・リム・テリトリーの惑星バトゥーに自生した地衣類。食べ物や染料として利用することができた。ゴールデン・ライケンはバトゥーの珪化木や、ブラック・スパイア・アウトポストの建物の側面などに生育した。
バトゥーの入植地スラバットの住民は勇敢にも珪化木に登り、ゴールデン・ライケンの収集を行った。しかしゴールデン・ライケンの栽培と輸出を事実上独占していたのは、バトゥーの犯罪王オーガ・ガラだった。巨大な珪化木に登ってこの地衣類を採取するのは危険な作業だったが、オーガの逆鱗に触れるのはさらに危険なこととされていた。
概要[]
ゴールデン・ライケンはアウター・リムの惑星バトゥーの地衣類であり、その名の通り金色の粉のような見た目をしていた。バトゥーアンはこの地衣類を“金粉”と呼んだ。ゴールデン・ライケンはバトゥーに点在する珪化木（石化した樹木）の幹に生い茂っており、ブラック・スパイア・アウトポストやスラバット・リヴァー渓谷でも目にすることができた。バトゥーではこの地衣類が衣服の染料や料理の添え物といったさまざまな用途に使われていた。[2]
歴史[]
アーティオダック種族のシェフ、ストロノ・タッグズは自著『公式ブラック・スパイア・アウトポスト料理本』の中で、ゴールデン・ライケンを食材に用いたゴールデン・ライケン・トゥイルというお菓子のレシピを紹介していた。タッグズはこのレシピが過去に作ったトゥイルの中でも最高傑作だと考えており、バトゥーを訪れるたび必ずゴールデン・ライケンを確保していた。[3]
スラバット地区の住民は価値のあるゴールデン・ライケンの収集業者としてよく知られていたが、この特殊な地衣類から最大の利益を得ていたのは地元の犯罪王オーガ・ガラだった。オーガはゴールデン・ライケンの採取と輸出を実質的に独占していた。歴史家のエロック・スロノは自著『バトゥー旅行ガイド』の中で、オーガの逆鱗に触れるのはゴールデン・ライケンの採取自体より危険な行為であるため、旅行者は決して手を出すべきではないと警告していた。[2]
登場作品[]
- ギャラクシーズ・エッジ：ブラック・スパイア
- スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジ （初登場）
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 ギャラクシーズ・エッジ：ブラック・スパイア
- ↑ 2.0 2.1 2.2 スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジ：バトゥー旅行ガイド
- ↑ スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジ：公式ブラック・スパイア・アウトポスト料理本