サイクラー・ライフル

「サイクラー・ライフルをよこせ」

サイクラー・ライフル（Cycler rifle）、別名タスケン・サイクラー（Tusken Cycler）は実体弾を発射するスラッグスローワー・ライフルの一種である。原始的ながら信頼性は高く、長距離からの狙撃に優れ、エネルギー・シールドを貫通することができた。砂漠の惑星タトゥイーンで暮らすタスケン・レイダーにとって、この種のライフルは単なる武器ではなく、サバイバルに欠かせない道具でもあった。

特徴[]

「ナイス・ショット」

―メイフェルドの狙撃を見たフェネック・シャンド^[出典]

タスケン・レイダーのサイクラー・ライフルは盗品や廃品回収で集められた部品で組み立てられていた。この兵器はスラッグ（実体弾）を発射するスラッグスローワーの一種であり、狙撃用のスナイパー・ライフルとして使用された。ブラスター・ボルトではなく固形の弾丸を発射するため^[1]、エネルギー・シールドを貫通することができた。サイクラー・ライフルは粗雑な作りだったが信頼性は高く、超長距離から獲物を仕留めることも可能だった。主に原始的な文化圏やハンターによって使用され、肉体から手足を引きちぎるほど高い威力を有したが^[4]、一般的に発射速度は低かった。^[5] サイクラー・ライフルの中には、遠距離の狙撃のためにスコープが取り付けられたものもあった。^[6]

歴史[]

「ではお互い武器を引っ込めて話し合おう」

―ディン・ジャリンに対し、ボバ・フェット^[出典]

この武器はタスケン・サイクラーという呼び名でも知られ、砂漠の惑星タトゥイーンのタスケン・レイダーたちに使用されたが、彼らの氏族のなかではガダッフィ・スティックほど一般的な武器ではなかった。^[5] 信頼性の高いライフルは単なる武器ではなく、サバイバルのための道具でもあった。タスケン・レイダーのスラッグスローワーは狩猟や自衛、入植地の襲撃などに用いられた。サイクラー・ライフルはタスケンにとって、タトゥイーンの環境を生き延びるのに欠かせない必需品だったのである。^[7]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版

[USW-1] 1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 ^1.4 ^1.5 アルティメット・スター・ウォーズ完全保存版大百科

[Chapter_5-2] マンダロリアン – チャプター5：ガンファイター

[EP1-3] 3.0 ^3.1 スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス

[BF-4] 4.0 ^4.1 Star Wars バトルフロント

[AA-5] 5.0 ^5.1 スター・ウォーズ：エイリアン・アーカイブ

[Chapter_15-6] マンダロリアン – チャプター15：信奉者

[VE-7] スター・ウォーズビジュアル・エンサイクロペディア

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