サイドン・イサノ(Sidon Ithano)はデルフィディアンの男性で、銀河内戦の数十年後にアウター・リム・テリトリーで活動した海賊。緋色の海賊(Crimson Corsair)、血のバッカニア(Blood Buccaneer)、赤い襲撃者(Red Raider)等、さまざまなニックネームで知られた。特徴的な赤いカリーシュのマスクを身に着けていたイサノは、領域一と名高い海賊団を率いていた。イサノの海賊団はクローン戦争期に分離主義勢力が使用した宇宙船を発見し、かつてドゥークー伯爵が所有した貴重なカイバー・クリスタルが手に入れられると踏んで略奪を働いた。しかし彼らが発見したのは、仮死状態で冷凍保存されていたキックスという名の銀河共和国軍クローン・トルーパーと、忘れ去られた旧分離主義勢力の基地の位置情報だった。
エンドアの戦いの30年後、イサノは一等航海士のクウィゴルドと共に惑星タコダナにある海賊マズ・カナタの城を訪れていた。カナタはアウター・リムへ逃げる手段を探していたファースト・オーダーの脱走兵フィンにイサノたちを紹介した。イサノはこの元ストームトルーパーを船に乗せることに同意したが、出発の直前になってタコダナの戦いが始まり、結局フィンはイサノではなくレジスタンスの仲間たちと行動を共にすることになった。
制作の舞台裏[]
このキャラクターのビジュアルは2015年5月4日に発売されたヴァニティ・フェア誌で紹介された。同誌の記事にはイサノを含むタコダナ城のキャラクターたちの集合写真が掲載された。その後、イサノはランドリー・Q・ウォーカーの短篇小説『The Crimson Corsair and the Lost Treasure of Count Dooku』で初登場を果たし、映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』にも出演した。
登場作品[]
- 緋色の海賊とドゥークー伯爵の秘宝—はるかかなたの銀河より:エイリアン (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コミック版
レジスタンス – 反乱- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- アート・オブ・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ フォースの覚醒:ヘッド=トゥ=ヘッド
- スター・ウォーズ:銀河系のエイリアン
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒のなかまたち100
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル
Sidon Ithano - 公式データバンク
脚注[]