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「ジェダイ・マスターのサイフォ=ディアス殿は今もジェダイ評議会をまとめておいででは?」
―オビ=ワン・ケノービに対し、ラマ・スー[出典]

サイフォ=ディアス(Sifo-Dyas)は人間男性で、カサンドラン・ワールズ出身のジェダイ・マスターカミーノアンクローン・トルーパーの製造を依頼した張本人である。ナブー危機以前、サイフォ=ディアスはジェダイ最高評議会のメンバーを務めていた。フォース予知能力を備えていたサイフォ=ディアスは、銀河系を巻き込む大規模戦争の勃発を予見し、共和国も軍隊を持つべきだと主張した。彼は他の評議員から過激論者とみなされ、最高評議会から除名されることになったが、ジェダイ・オーダーには秘密で独自に計画を進めた。サイフォ=ディアスは惑星カミーノクローン業者に連絡を取り、銀河元老院の認可は得ていると嘘をついて軍隊を発注した。サイフォ=ディアスの計画を知ったシスの暗黒卿は、彼を殺してクローン・プロジェクトを乗っ取ろうと企んだ。

ナブーの戦い以前、サイフォ=ディアスはフィニス・ヴァローラム最高議長の依頼を受け、パイク・シンジケートとの交渉任務に赴くことになった。彼は議長の個人秘書シルマンと共に惑星オバ・ダイアを訪れたが、シス卿ダース・タイラナスに雇われたパイクに攻撃された。サイフォ=ディアスはT-6シャトルオバ・ダイアの月に墜落した際に命を落とした。事件の生き証人であるシルマンはパイクに捕えられ、クローン戦争の時代まで牢屋に閉じ込められた。タイラナスとシス・マスターダース・シディアスはサイフォ=ディアスのクローン計画を後押しし、行動抑制チップオーダー66のプログラムを組み込ませた。サイフォ=ディアスはクローン兵士が裏切った場合の安全装置としてチップを準備していたが、シスはこれを真逆の目的で流用した。サイフォ=ディアスが予見した戦争は現実のものとなり、クローン・トルーパーはジェダイや共和国の側で戦ったが、戦争終結時にジェダイ・オーダーを壊滅に追い込んだ。

経歴

クローン軍団

「ナブーが封鎖される前、サイフォ=ディアスは評議会のメンバーだった。だが、どうにも考え方が過激だった」
メイス・ウィンドゥ[出典]
SifoDyas file

共和国の公式ファイル

カサンドラン・ワールズ出身のサイフォ=ディアスは、銀河共和国時代の後期にジェダイ・オーダーに所属していた。ナブー危機以前、サイフォ=ディアスはジェダイ・マスターの称号を与えられ、ジェダイ最高評議会の主要メンバーとなった。彼はフォース予知能力を備えており、銀河系を巻き込む全面戦争の勃発を予測した。彼は戦争に備えて共和国に軍隊をつくるべきだと主張したが、そのせいで他の評議員から過激論者とみなされ、評議会の席を失うことになった。サイフォ=ディアスはジェダイ・オーダーに秘密で独自にプロジェクトを進め、クローニング技術で知られる惑星カミーノカミーノアンにコンタクトを取った。銀河元老院の認可は得ていると嘘をつき、彼は共和国のためのクローン軍団を発注した。サイフォ=ディアスの計画を知ったシスの暗黒卿は、クローン軍団をうまく利用すればジェダイの粛清に役立てられると考えた。ダース・シディアス弟子で、元ジェダイ・マスターのダース・タイラナス(ドゥークー伯爵)は、クローン・プロジェクトを乗っ取るためサイフォ=ディアスの暗殺計画を練った。

オバ・ダイアの任務

「タイラナスはサイフォ=ディアスに死んでほしかった。だから俺たちに宇宙船を撃ち落とすよう頼んできた。だが、金を払ってまでジェダイを殺そうなんて計画する奴は危険だし、何をするかわからない」
ロム・パイク[出典]

ナブー危機以前、サイフォ=ディアスはフィニス・ヴァローラム最高議長からパイク・シンジケートとの交渉任務を依頼された。当時パイクは生のスパイス生産をほぼ独占しており、コルサントでギャングの紛争が発生しかねない状況となっていた。最高議長と犯罪組織の交渉を公にすることはできなかったため、サイフォ=ディアスの任務は極秘扱いとなった。彼は議長の個人秘書を務めるシルマンを伴い、パイクの母星オバ・ダイアを訪れた。しかし、サイフォ=ディアスはジェダイ最高評議会からフェルーシアの部族紛争を調停する任務を与えられ、パイクとの交渉は後回しになった。フェルーシアに向かうため、サイフォ=ディアスはシルマンと共にジェダイT-6シャトル775519に乗り込んだ。

2人の乗るシャトルはダース・タイラナスに雇われたパイク・シンジケートに撃墜され、オバ・ダイアの月に墜落した。サイフォ=ディアスはシャトル墜落時に命を落としたが、シルマンは生き延び、シンジケートの指導者ロム・パイクに捕えられた。ロムは依頼を完遂したことを証明するためサイフォ=ディアスの遺体を回収したが、シルマンが生きていたことは秘密にしておいた。シルマンを監禁しておけば、ジェダイ・オーダーと揉め事になった場合の交渉材料になると考えたのである。サイフォ=ディアスとシルマンはフェルーシアの任務で命を落としたことになり、共和国の公式ファイルにも偽りの情報が記録された。最高議長のオフィスはパイク・シンジケートとの交渉任務を隠蔽するため公式ファイルの詳細情報を封印した。

死後

「彼らが言うには、マスター・サイフォ=ディアスが10年ほど前に元老院の要請でクローン軍団を発注したそうです。その時点で彼は既に死んでいたと思われます」
オビ=ワン・ケノービ[出典]

サイフォ=ディアスの死から約10年後、賞金稼ぎザム・ウェセルによるパドメ・アミダラ暗殺未遂事件を調査していたジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービは、惑星カミーノでクローン軍団を発見した。彼はカミーノアンのラマ・スー首相と対面し、この軍隊がサイフォ=ディアスの依頼で製造されたことを知った。ケノービはクローンの遺伝子提供者であるジャンゴ・フェットを問い詰めたが、サイフォ=ディアスに関する情報は何も得られず、代わりに「タイラナス」の名を知った。ケノービの報告はジェダイ評議会にとって寝耳に水の話だった。間もなく、サイフォ=ディアスが生前に予見した“クローン戦争”が勃発し、クローン軍団は分離主義勢力との戦いで活躍した。

Sifo-Dyas Illusion

モラバンドでヨーダの前に現れたサイフォ=ディアスの幻影

クローン戦争の終盤、ジェダイ・テンプルで謎の救難信号がキャッチされ、プロ・クーン将軍コマンダーウォルフウルフパック部隊がオバ・ダイアの月に派遣された。激しい砂嵐の中、彼らは墜落したシャトルとサイフォ=ディアスのライトセーバーを発見した。クーンは墜落現場に残されていたもの全てをコルサントに持ち帰り、サイフォ=ディアスの死に関する本格的な調査が始まった。評議会はアナキン・スカイウォーカーとケノービをフェルーシアに派遣し、グランド・マスターヨーダはヴァローラム元議長を尋ねた。彼らはサイフォ=ディアスがパイク・シンジケートと交渉する予定だったことを知り、オバ・ダイアでロム・パイクと対面した。ロムはジェダイを殺したことを認め、シルマンを差し出したが、彼はすぐに口封じのためタイラナスに殺された。一連の調査によって、ジェダイ評議会はドゥークーとタイラナスが同一人物だったことや、クローンの誕生にシス卿が関わっていたことを知った。ヨーダは共和国の安定を守るためこの事実を公表しないことに決めた。

霊体化の謎を探る旅に出た際、ヨーダはフォースの女官たちに命じられて古代シスの故郷モラバンドを訪れた。モラバンドにヨーダがいることを知ったダース・シディアスとタイラナスは、シスの儀式を用いて老ジェダイ・マスターを滅ぼそうと企んだ。彼らはサイフォ=ディアスの幻影を生みだし、シス卿の正体を教えると言ってヨーダを誘惑した。しかしヨーダはサイフォ=ディアスの目がダークサイドの色に染まっていることに気付き、誘惑を退けた。

登場エピソード

参考資料

他言語版
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