サイムーン1攻撃(Attack on Cymoon 1)、別名サイムーンの襲撃(Assault on Cymoon)は、銀河内戦中の0 ABYに発生した戦闘である。ヤヴィンの戦いに勝利して間もない反乱同盟が、衛星サイムーン1の銀河帝国兵器廠アルファを襲撃した。同盟軍は犯罪王ジャバ・ザ・ハットの使者に扮してサイムーン1に潜入し、ハン・ソロが武器取り引きの交渉人を、ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナがその護衛を演じた。彼らは施設に入り込むとすぐに帝国軍への奇襲を開始し、兵器工場で働かされていた多数の奴隷を解放して、施設の動力コアをオーバーロードさせた。しかしシス卿ダース・ヴェイダーが現れたことで計画に齟齬が生じ、施設に全面警戒態勢が敷かれてしまう。同盟軍は脱出のためAT-ATウォーカーを奪取し、スカイウォーカーはシスの暗黒卿とライトセーバーの対決を繰り広げた。
ソロはAT-ATを工場の壁に激突させて同盟軍や奴隷たちの脱出口を開く。逃げる途中、ヴェイダーとストームトルーパーによって多くの奴隷が殺されたが、生存者たちはなんとかソロのYT-1300軽貨物船<ミレニアム・ファルコン>に乗り込んだ。スカイウォーカーは74-Zスピーダー・バイクに乗って工場施設へ再侵入し、ヴェイダーの乗るインペリアル・コンバット・スピーダーの追跡をしのいで動力炉に最後の一撃を加えた。兵器廠は動力炉の爆発によって粉々になり、スカイウォーカーは間一髪で爆発を免れて<ファルコン>と合流した。その後<ファルコン>はサイムーン1から飛び立ち、軌道のインペリアル級スター・デストロイヤー艦隊から逃げ延びた。
同盟軍によるサイムーン1の奇襲作戦は大成功に終わった。銀河皇帝にしてシス・マスターのダース・シディアスは失態続きのヴェイダーに憤慨し、彼をカシオ・タッグ大将軍の部下に降格させることに決めた。また、ヴェイダーはこの戦いをきっかけにスカイウォーカーの調査を開始し、最終的に彼が自分の実の息子であることを突き止めた。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃 (初登場)
- スター・ウォーズ:ダース・ベイダー (回想シーン)
- スター・ウォーズ:ヨーダの知られざる戦い (言及のみ)
参考資料[]
脚注[]
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