サシー・ティン(Saesee Tiin)は惑星イクトッチ出身のイクトッチイの男性で、銀河共和国衰退期のジェダイ・マスター。ライトセーバーを巧みに扱う優れた剣士であると同時に、有能なスターファイター・パイロットでもあった。ティンはナブー危機以前にジェダイ最高評議会に加わったが、評議員の中では寡黙なメンバーとして知られていた。他の評議員と同様、ティンはナブーの侵略事件が起きた時に初めてシスの復活を知り、ダース・モールに殺されたクワイ=ガン・ジンの葬儀に参列した。分離主義危機が最高潮に達した時代、ティンはジオノーシスの戦いに参加し、3年間続いたクローン戦争で共和国グランド・アーミーの将軍を務めることになった。
評議員イーヴン・ピールやウィルハフ・ターキン提督が分離主義勢力の捕虜になった際、ティンはマスター・アディ・ガリアやキット・フィストーと共に戦闘機に乗り込み、ローラ・サユーの戦いに参戦した。アンバラにおける戦闘では、地上で戦うオビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、ポング・クレル将軍に航空支援を提供した。コルサントの戦いの後、最高議長シーヴ・パルパティーンの正体がシスの暗黒卿だったことが発覚した時、ティンはジェダイ・テンプルにいた。彼はマスター・メイス・ウィンドゥ、エージェン・コーラー、フィストーらと共に議長のオフィスへ赴き、パルパティーンの逮捕を試みたが、銀河帝国の創設を目論む暗黒卿のライトセーバーに倒れた。
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