サビーヌ・レンのアーマー(Sabine Wren's armor)はマンダロリアンのサビーヌ・レンが身に着けたマンダロリアン・アーマーである。彼女のアーマーには500年の歴史があり、レン氏族のメンバーによって代々受け継がれていた。アーマーはナイト・アウル・ヘルメットと体の各所を覆うプレートから成り、アーティストでもあるサビーヌの手でカラフルな塗装を施されていた。デザインはたびたび大幅に変更されたが、スターバードの紋章や左肩に描かれる動物など、どの時期にも共通するモチーフが存在した。帝国時代、サビーヌは銀河帝国に対する初期反乱運動や、マンダロアにおける内戦でこのアーマーを身に着けて戦った。
特徴[]
概要[]
- 「あんた、マンダロアの人かい? 本物?」
- ―サビーヌ・レンに対し、エズラ・ブリッジャー[出典]

新共和国時代当時のデザイン
サビーヌ・レンのアーマーはカスタム・モデルのマンダロリアン・アーマーで[7]、レンジファインダーが付属したナイト・アウル・ヘルメットと、胸部や肩、関節、脛などを覆うプレートによって構成された。[1] 他のマンダロリアン・アーマーと同様、サビーヌの装甲服もベスカーでできており[3]、ブラスターの銃撃や[8] ライトセーバーの剣撃に耐えることができた。[9] サビーヌはレン氏族の一員としてアーマーを継承した後、少なくとも二度にわたって再鍛造を行った。初期反乱運動の序盤、サビーヌにはまだマンダロリアンの武器が揃っておらず、やがてジェットパックや一対のヴァンブレイスが彼女のアーマーに加えられた。[7]
サビーヌは自身の日誌の中でアーマーを“第2の皮膚”のようなものと呼び、時には装着していることを忘れてそのまま寝てしまうこともあると語っていた。サビーヌのヘルメットは改造モデルだったが、デス・ウォッチ派閥に属すボ=カターン・クライズのナイト・アウル部隊が使用したものと似たデザインになっており、特徴的な形状のマクロバイノキュラー・ビュープレートを備えた。サビーヌはこのヘルメットに内蔵された電子機器に手を加え、ホロ=イメージャーでスナップショットが撮影できるようにしていた。ヘルメットにもコムリンク機能が備わっていたが、サビーヌは万一に備えてベルトに予備のコムリンクをつけていた。[10]
デザイン[]

マンダロリアン内戦当時、サビーヌのアーマーの左肩にはコンヴォアのイラストが描かれていた
アーティストでもあるサビーヌはアーマーのデザインやカラーリングをたびたび変更していた。塗装は大幅に変わることもあったが、ロザル解放戦までのあいだは、チェスト・プレートの左胸部分には常にスターバードの紋章が描かれていた。[7] しかし銀河内戦以降は左胸のスターバードは無くなり、代わりに右肩に反乱同盟スターバードが描かれた。[11] 右肩のデザインはもともと白と黒のチェッカー模様で[1]、サビーヌは自身の日誌でこれを“デジャリック模様”と呼んでいた。[10] やがてデジャリック模様の上に数字の“5”が描き足され、ロザル解放戦当時までこのデザインが継続した。[11] 一方、左肩には常に何らかの動物のイラストが描かれ、アヌーバやフィアノック、コンヴォア、そしてパーギルと、時期によって変遷していった。[7]
歴史[]
このアーマーには501 BBY頃に造られ[2]、サビーヌ・レンの手に渡るまでの間に多くの伝説的な戦士たちが身に着け、数々の大戦を生き延びた歴史があった。[7]
登場作品[]
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6
反乱者たち – 戦う芸術家
- ↑ 2.0 2.1 『スター・ウォーズ 反乱者たち/マンダロアの英雄たち』によればサビーヌ・レンのアーマーは500年前に造られた。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『マンダロアの英雄たち』の時系列は1 BBYであるため、サビーヌのアーマーが造られたのは501 BBY頃ということになる。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 スター・ウォーズ 反乱者たち/マンダロアの英雄たち
- ↑ 4.0 4.1
反乱者たち – コンコード・ドーンの守護者
- ↑
反乱者たち – 反乱組織の名の下に
- ↑ 6.0 6.1
アソーカ – パート1:師と弟子
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- ↑ スター・ウォーズ 反乱者たち/ロザルに立ちこめる暗雲
- ↑
アソーカ – パート7:再会と別れ
- ↑ 10.0 10.1 サビーヌ マイ・レベル・スケッチブック
- ↑ 11.0 11.1
反乱者たち – 家族の再会 - そして別れ