銀河帝国の設立間もない頃、帝国軍のクローン・トルーパーと、帝国から離反した“バッド・バッチ”ことクローン・フォース99の隊員たちが惑星サルーカマイの宇宙港町で戦闘を繰り広げた。当時バッド・バッチは、サルーカマイに住むカット・ロクウェインとその家族を星外へ逃がすため、宇宙港の施設からチェーン・コードを盗み出そうとしていた。ロクウェインはもともと共和国グランド・アーミーの脱走兵であるため、正規の手続きで帝国のチェーン・コードを手に入れることができなかったのである。隊員のエコーとテクはアタック・シャトル<マローダー>をわざと帝国に没収させて港の押収施設に潜入し、チェーン・コードの偽造に必要な機材を盗むことに成功した。
テクが偽造したコードは、クローンの少女オメガによってロクウェインに届けられた。一方、エコーは<マローダー>の着陸ギアにかけられた固定装置を外そうとしていたところをクローン・トルーパーに見つかり、銃撃戦が始まってしまった。しかし結果的に、星外へ出る旅行者のチェックを行っていたクローン・トルーパーが増援に回されたため、ロクウェイン家は無事に民間シャトルに乗り込むことができた。間もなくバッド・バッチも銃撃戦を切り上げてサルーカマイから脱出したが、<マローダー>はこの時の戦闘でキャパシターにダメージを負っており、のちにオルド・ムーンへの不時着を余儀なくされた。
登場作品[]
参考資料[]
"Cut and Run" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
"Replacements" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- スター・ウォーズ タイムライン