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「サンテ造船所で入り込んだ路地を覚えてるだろ?」
「ええ、でも通り抜けられなかったわ」
「今度はうまくいく」
ハン・ソロキーラ[出典]

サンテ造船所(Santhe Shipyards)、あるいはコレリアン造船所(Corellian shipyards)、コロネット造船所(Coronet shipyards)は惑星コレリアコロネット・シティに存在した広大な造船所である。サンテ社サイナー・フリート・システムズ社が共同で所有するコロネットSFS-14工場や、かつてモーガン・エルズベスの管理下にあったハイパードライブ・ジェネレーターの建材工場など、多数の工業施設が密集していた。

コレリアの造船所は遠い昔から宇宙船の建造を続けていたが、帝国時代銀河帝国の支配下に置かれた。帝国の直轄となった造船所では、TIEファイターインペリアル級スター・デストロイヤーといった帝国宇宙軍の艦船が次々と造り出された。銀河内戦の後、コレリアの造船所は新共和国の管轄となり、帝国の事業は解体され、その資産は再分配された。しかしミン・ウィーヴァー地域スーパーバイザーを務める工場では、根強い帝国の支持者たちが新共和国時代になっても密かに活動を続け、エルズベスの建造プロジェクトを支援していた。

歴史[]

コレリアの造船事業[]

サンテ造船所[5]惑星コレリアの沿岸都市コロネット・シティに存在した[2] 伝説的な造船施設である。[4] コレリアで製造された宇宙船はパワーとスピード、敏捷性で有名であり[2]、コロネット・シティの造船所ははるか昔から名高い造船産業に貢献し続けていた。この広大な造船所の中には、大昔、宇宙船ではなく用の“”を建造していたところもあった。[4] サンテ社サイナー・フリート・システムズ社は共同でコロネットSFS-14という工場を所有していた。[2]

帝国時代[]

「うまい手ね! 造船所なら、やつらを引き離せる」
―キーラ[出典]
Coronet City

コロネット・シティの造船所

19 BBY[6] 銀河帝国設立された後、コレリアの造船事業は軍事力の増強を図る帝国の支配下に置かれ、彼らの直轄となった。[4] 帝国は台頭していく過程で有名な造船所を自分たちの施設に作り替え、TIEファイターインペリアル級スター・デストロイヤーといった軍需品の製造に活用した。[2] 当時コレリアでは犯罪がはびこり、人々は貧困と汚染に苦しめられていた。皮肉なことに、コレリアの造船所が帝国宇宙軍最速の軍艦を建造し、それが銀河系で活躍しているという事実が、帝国の圧政に苦しむコレリアンのせめてもの誇りとなっていた。[4] ナイトシスターモーガン・エルズベスはサンテ造船所に複数の施設を所有し[3]、帝国の宇宙艦隊建造に貢献した。[7] 帝国時代、エルズベスの工場は帝国のスター・デストロイヤーハイパードライブの建材を供給した。[3]

13 BBY[2]ハンキーラホワイト・ワームズギャングからの逃亡を試み、M-68ランドスピーダーに乗ってコロネット宇宙港を目指した。[5] ハンは後をつけてくるモロックA-A4Bランドスピーダーを撒くため、サンテ造船所に逃げ込むことに決めた。ハンは荷物やドロイドたちをかわしながら造船所の工場を走り抜けたが、モロックは障害物など意に介さず大型のランドスピーダーで追跡を続行した。[8] ハンはランドスピーダーの車体を傾け、モロックのスピーダーでは入ることすらできない狭い路地を通過しようとしたが、スピーダーは壁に挟まったまま動かなくなってしまい、ハンとキーラは車から降りて徒歩で逃げることになった。[5]

10 BBY[2]、ハンはキーラやチューバッカランド・カルリジアントバイアス・ベケットらとともにYT-1300軽貨物船ミレニアム・ファルコン>でケッセル・ラン航行した。アカディーズ・メイルストロム重力井戸から抜け出すため<ファルコン>のハイパードライブにコアクシウムを直接注入した際、ハンはキーラに、サンテ造船所の路地に入った時のことを覚えているかと尋ねた。キーラはあの時は路地を通り抜けられなかったと答えたが、ハンは今回は大丈夫だと告げ、カーボンバーグの隙間を<ファルコン>で飛びぬけた。結果的に、ハンはケッセル・ランを12パーセク足らずで航行するという記録を打ち立てた。[5]

新共和国時代[]

「ヴェスパー襲撃事件を調べるうちに、コレリアのサンテ造船所に行き着いたのですが、そこでモーガン・エルズベスの手下の帝国支持者に襲われました」
ヘラ・シンドゥーラ[出典]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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