サヴィのワークショップ(Savi's Workshop)は惑星バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストにあった建物。ランド・ポートに位置する、一見すると普通の建物で、表向きにはサヴィ&サン・サルベージ社のフロント・オフィスを装っていた。しかしファースト・オーダーがバトゥーを占領していた時代に、ジェダイ・オーダーを信奉するサヴィと“ギャザラーズ”がこの建物に集まり、秘密のライトセーバー・ワークショップを運営していた。
特徴[]
サヴィのワークショップはアウター・リムの惑星バトゥーにある施設で[2]、ブラック・スパイア・アウトポストのランド・ポートと呼ばれる地域に位置した。多くの人が素通りしていくような平凡な建物であり、表向きには、町の反対側でジャンクヤード(廃品置き場)を運営するサヴィ&サン・サルベージ社のフロント・オフィスを装っていた。中を覗くと、オフィスはガラクタ収集家の楽園となっており、ジャンクヤードから流れて来た最高級の回収パーツで埋め尽くされていた。この施設で最も特別な回収品は、銀河系のバランスを取り戻すことに情熱を傾ける“ギャザラーズ”と呼ばれる人々によって厳選された品々だった。[1] このワークショップの奥には秘密のバックルームがあった。[2] またワークショップの中庭にはトリロンの願いの木という地元民のランドマークがあった。[1]
歴史[]
サヴィの秘密のワークショップでは、ギャザラーズが訪問者にライトセーバーの組み立て方を教えていた
34 ABY当時、サヴィとギャザラーズは建物の奥で秘密のワークショップを営み、訪問者がオリジナルのライトセーバーを製作する手助けをしていた。これらのセーバーは、ギャザラーズがジェダイ寺院の廃墟や宇宙船から回収した部品、銀河帝国から入手した容器に入っていたカイバー・クリスタル、そしてランコアの牙といった自然素材などを用いて組み立てられており、シスに由来する部品もあると噂されていた。バトゥーを占領するファースト・オーダーがギャザラーズの理念を快く思っていなかったためワークショップは秘密裏に運営されており、ギャザラーズが施設を離れる時も“スクラップの金属を探しに行く”という理由をつけていた。[2]
ワークショップは密かに運営されていたものの、作家のエロック・スロノは、旅行者たちが「この建物には見た目以上の何かがある」と噂しているのを耳にした。またスロノは、ワークショップの訪問者がギャザラーズに「部品を取りに来た。サヴィの使いだ」と話しかけ、建物の中に連れていかれたのち、ベルトにライトセーバーを下げて出てきたのを目撃した。スロノはこの目撃談を自著『バトゥー旅行ガイド』に書き記した。[1]
制作の舞台裏[]
施設の外観のコンセプト・アート
サヴィのワークショップは2019年オープンのテーマ・パーク『スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ』のアトラクションのひとつである。訪問者はここで自らカスタムしたライトセーバーを購入することができる。一般公開はされておらず予約制で、ライトセーバーの製作者1名と付き添い1名が参加可能となっている。[2]
登場作品[]
- ギャラクシーズ・エッジ:ブラック・スパイア
- スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ コミック版
- スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ
- スター・ウォーズ:データパッド
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー (初登場)