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「彼女は影武者です。私の身代わり…忠実な護衛です」
パドメ・アミダラ[出典]

サーベ[2](Sabé)は人間女性であり、パドメ・アミダラ女王侍女である。惑星ナブー出身であるサーベは、アミダラと外見が良く似ていたことから、女王が即位した直後にナブー王室保安軍キャプテンクァーシュ・パナカによって選び出された。他の侍女たちとともに、サーベはボディガード及び召使いとしての訓練を受け、女王の危機に際し、その最初の影武者になるという重要な役目を帯びていた。サーベはアミダラとともに女王としての行動を完璧にし、正確に君主の真似をすることを学んだ。

32 BBYナブーの侵略において、彼女は影武者としての役割をこなすことになった。トレード・フェデレーションが首都シードを占領すると、サーベは女王の衣装のひとつを身に着け、アミダラは侍女の服を着、秘密のジェスチャーや信号でやり取りした。サーベとその“侍女”はフェデレーションによって収容所へと連行されていたとき、ジェダイ・ナイトクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービによって救出された。彼女たちは女王のJタイプ327ヌビアン・ロイヤル・スターシップコルサントに向かうことに決めたが、船の修理のためにタトゥイーンへと回り道することになる。

コルサントに到着すると、アミダラは銀河元老院に状況を説明し、ナブーをトレード・フェデレーションから奪回するための援助を求めた。しかし、元老院は適切な対応を執ることが出来ず、アミダラは彼女自身で問題に対処せざるを得なくなった。フェデレーションと戦うためグンガンに協力を仰いだとき、まずサーベが女王のふりをして説得を試みた。しかし失敗に終わり、アミダラが正体を明かして自らグンガンの指導者、ボスルーガー・ナスを説得した。その後、サーベは第二次シードの戦いに参加し、フェデレーションを倒して惑星を解放する手助けをした。

経歴

生い立ち

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侍女の訓練でトレーニング・ドロイドを追跡するサーベ(左)とパドメ・アミダラ

サーベはナブー女王パドメ・アミダラに仕えた侍女のひとりだった。アミダラの女王即位式の後、彼女の警備主任であるキャプテンクァーシュ・パナカが、サーベとそのほかの侍女たちを選び出し、彼女たちに体操、白兵戦、戦闘、小口径火器の扱いの訓練を施した。ボディガードとして高い能力を持ちながらも、侍女たちより個人的なレベルで、アミダラの衣装やヘアスタイルなどの世話も担当した。

先のことを考え、パナカは危機に際し女王の安全を確実にするための計画を考案した。アミダラとよく似ていたサーベは影武者として女王の衣装に身を包み、逆にアミダラが侍女の姿になるというものである。サーベとアミダラは一連の信号を創り出し、たがいに変装している間でも疑われることなく意思疎通が出来るようにした。アミダラはサーベに専門用語のレッスンをしたが、サーベはいつも自分が計画を駄目にしてしまうのではないかと心配していた。サーベは有事の際に「偽物の女王」の役目を最初に担当することになっていたが、必要に応じて他の侍女が役割を代わることもできた。アミダラの影武者という役目のために、サーベは女王のボディガードの中で最も重要な人物と考えられていた。侍女として活動する中、サーベはアミダラと親しい友人になった。

ナブーの首都シードの外にあった秘密の施設で、侍女たちは絶えずパナカによって訓練されていた。キャプテンが監督する中、彼女たちはそこで射撃の腕前を磨いた。訓練場では、侍女は浮遊するトレーニング・ドロイドなどの一連の障害を乗り越えなければならなかった。ある日、侍女たちにパドメという名の新人が加わった。侍女ヤーネアーテーはその日のコースを完了したが、ラーベは命に係わる可能性もある困難に遭遇した。ラーベはトレーニング・ドロイドの非軍事用ブラスター・ファイアに腕を撃たれてしまい、応戦するもドロイドを倒すことが出来なかった。パドメとサーベもトレーニング装置に発砲したが、無駄だった。ふたりはこの装置に何か故障があることを理解する。ドロイドは滝の近くで逃げるラーベを追跡し、ヤーネは施設のドロイド・コントロールへの警告に急いだ。

ラーベが滝の危険な足場で待つ間、サーベは素早く動き、近くの枝からケーブルを撃った。パドメは揺れ動くケーブルにつかまってトレーニング・ドロイドに殴りかかり、倒すことに成功した。その後、彼女は負傷したラーベを危険な場所から救い出した。全員の無事が明らかになると、パドメは彼女の正体が女王であることを明かし、侍女たちの女王への忠義は、同様に女王からの忠義として帰ってくると語った。

ナブーの占領

「署名などしません」
―サーベ[出典]
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ナブーの侵略中、サーベとアミダラ

32 BBY、トレード・フェデレーションの軍隊が通商ルートの課税に対する反対活動の一環として、惑星ナブーを侵略した。パナカは女王が危険な状態にあると考え、アミダラの安全を確保する計画を開始した。アミダラにもっともよく似ているサーベは女王の衣装をまとい、アミダラはもとの名前である“パドメ・ネイベリー”を使って侍女に扮した。計画を完了させる前、女王のお守りが紛失していることが明らかになった。サーベはアミダラを手伝い、草原でお守りを発見する。こうして女王の衣装は完全なものになった。

サーベの変装はフェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイを欺くことが出来たが、彼女はそれほど長い間相手をだまし続ける必要はなかった。ふたりのジェダイ・ナイトクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービが“女王”の救出に駆け付け、フェデレーションの手から彼女たちを救ってくれたのである。フェデレーションが女王に危害を及ぼすことを懸念したジェダイ・マスター・ジンは、銀河元老院に状況を説明するためコルサントに向かうべきだと主張した。アミダラは侍女の姿で、ジェダイに疑いをもたれることなく、言葉に出さずに自分の意思をサーベに伝え、サーベはジンの提案に同意した。彼女たちは女王の非武装のスターシップに載ってナブーを離れたが、その際にフェデレーションの惑星封鎖勢力の激しい攻撃にあった。スターシップは何とかナブー星系を離れることが出来たが、船のハイパードライブは致命的な損傷を負ってしまった。ケノービはエンジンの修理のため、近場の惑星タトゥイーンに一時的に留まることを決めた。アミダラは侍女の姿のまま、サーベを使って提案に同意した。ナブー脱出の際、R2-D2というアストロメク・ドロイドが宇宙船の修理に貢献し、サーベはアミダラにこのドロイドをきれいにするよう“命令”した。

砂漠の惑星に到着すると、アミダラは自らジンとグンガンジャー・ジャー・ビンクス、R2-D2とともにモス・エスパの街に向かいたいと志願した。彼女たちが部品を探している間に、サーベはナブーの首相シオ・ビブルからの、連絡を請うメッセージを受信した。ケノービはこの通信が罠だと警告し、サーベに返事をしないよう注意した。もっとも、いずれにせよアミダラが不在のため行動を取れなかったサーベは、この状況が非常に厄介だと悟った。数日後、アミダラとジンは部品を確保し、一行はコルサントに向けて出発した。

首都惑星に到着すると、サーベとアミダラはお互い本来の役目に戻り、本物の女王が政治的なやり取りに対処できるようにした。サーベはストレスの溜まる役割を休むことが出来たが、それは一時的なものだった。アミダラは元老院から援助を得ることが出来ず、ナブーに戻って自らフェデレーションの占領に対抗することに決めたのである。

ナブーの戦い

「総督!そなたこそお終いです」
―ヌート・ガンレイに対し、サーベ[出典]
Nottonyscott

第二次シードの戦いにおけるサーベ

故郷に戻ってきたアミダラとサーベは、再び衣装を変えて女王護衛の作戦を実行した。アミダラ女王は、ナブーを解放するためにグンガンと手を結び、彼らのグランド・アーミーと力を合わせるつもりでいた。彼女たちはグンガンの聖地に向かい、サーベは女王の姿でボスルーガー・ナスに助力を頼んだ。ボス・ナスが難色を示すと、アミダラは自ら進み出て正体を明かした。サーベが影武者だと明かされたナスは最初は戸惑ったが、最終的にナブーの民と手を合わせることに同意した。第二次シードの戦いで、サーベは女王に扮し、アミダラ自身も前線で戦った。戦いの中、アミダラはナブー地下組織のメンバーと会い、彼女たちがシード・ハンガーに向かう間、陽動作戦をとるよう指示した。

シード宮殿に潜入することに成功したあと、パナカはアセンション・ガンを使って宮殿の外壁を登るというアイデアを思い付いた。パナカとアミダラたちが上階へと昇っていく間、サーベは宮殿の多くのホールを繋ぐ長い廊下で戦い続け、最終的に玉座の間にたどり着いた。ちょうどそのとき、アミダラとパナカはヴァイスロイ・ガンレイに捕えられていた。サーベは玉座の間の外から敵の気を散らし、ガンレイはバトル・ドロイド数体にサーベを追うよう命令した。アミダラはこの隙をついて玉座の肘掛けの隠し収納からブラスターを取り出すことに成功する。パナカとアミダラはドロイドの護衛を倒し、玉座の間を内部から封鎖して逆にヴァイスロイを捕まえた。サーベとアミダラや、戦いに参加した多くの戦士たちの努力の甲斐あり、ナブーは勝利を掴んで解放された。戦いで命を落としたジェダイ・マスター・ジンの葬式の後、サーベは再度ナブー地下組織と連絡を取り、人間とグンガンから成る裏切り者の組織の指導者、セイヴァー・キブスについて調査させた。最終的に、地下組織はナブーの沼地でキブスと戦った。

その後

クローン戦争中の21 BBYジェダイ最高評議会はコルサントの元老院で行われる重要なスピーチの前に、独立星系連合がアミダラを誘拐しようと無法者たち数名を雇い入れたことを知る。誘拐犯たちを引き寄せるために、ジェダイはアミダラを安全な場所に隠し、サーベとアーテーをを身代わりにする。その後、評議会は議員救出のためにアナキン・スカイウォーカー(彼は周囲に秘密でアミダラと結婚していた)を派遣する。スカイウォーカーはアミダラが入れ替わっていることを知らなかった。スカイウォーカーは誘拐犯を探し出し、彼らの鎮圧に成功する。彼はアミダラの影武者を解放するが、ジェダイ評議会が身代わりの作戦を彼に話さなかったことは気に食わなかった。

クローン戦争が終結した後も、サーベは帝国元老院でアミダラの後継者であるジャー・ジャー・ビンクスに仕え続けた。サーベはアミダラの不可解な死について疑い、女王の盟友であるオルデラン代表のベイル・オーガナ議員と力を合わせた。オーガナ家に仕えることになったサーベは、銀河系中で銀河帝国に対するレジスタンス・セルを設立し、情報を収集・拡散させ、反乱組織と呼ばれたグループの配当を扱う使節として雇われた。また、サーベは若きプリンセスレイア・オーガナやその友人ウィンターと知り合う機会があった。サーベはレイアに法廷や外交でのエチケットを、ウィンターに保安とボディガードの戦略を教えた。これらの技術は、彼女たちが共和国再建のための同盟のエージェントとして活躍するうえで役立ち、銀河系に貢献することになった。

個性と特徴

Sabepromo

アミダラに扮したサーベ

サーベはとても優れた扮装者であり、多くの場面でアミダラ女王として相手を欺いていた。サーベは身体的にアミダラと似ていただけではなく、アミダラの声と特徴を真似ることにも長けていたために影武者を務めることが出来た。サーベは女王の歩き方を、アミダラ自身から教え込まれていた。サーベはまた、優れた戦闘員でもあり、第二次シードの戦いではトレード・フェデレーションのバトル・ドロイドと戦った。実際に彼女に危害が及んだことはなかったが、アミダラに扮装しているときのサーベは、普段よりも大きな危険にさらされることになった。しかし、彼女は忠実にこの役割をこなしていた。

頭が切れ、計算高いサーベは侍女をしているときにアミダラと友人になり、彼女が影武者をしているときにもコミュニケーションを取れるよう、一通りの手信号を考え出した。サーベは影武者としての役割に熟練していたものの、ひとつの言い間違いで変装が失敗することを心配しており、ナブーの侵略の際には、アミダラの同意がなければどんな行動もとれないことから、影武者として活動することがとてもストレスの溜まることだと知った。ボディガードとしての技術に加え、サーベはグンガン語ハット語トワイレッキ語シリウーク語を理解することが出来た。

制作の舞台裏

ジョージ・ルーカス監督による1999年の作品、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』でサーベを演じたのはキーラ・ナイトレイである。

登場エピソード

参考資料

脚注

他言語版
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