- 「ローグ級スターファイターが要る。最新の武器に潜入用の特殊装置も」
- ―キャド・ベイン[出典]
<ザナドゥ・ブラッド>(Xanadu Blood)は賞金稼ぎキャド・ベインが所有した改造型ローグ級ポラックス38スターファイターである。
歴史[]

ローディアで誘拐したウィー・ダンを船に乗せるキャド・ベイン
シスの暗黒卿ダース・シディアスからジェダイ・ホロクロンやカイバー・メモリー・クリスタルの強奪任務を依頼された際、賞金稼ぎのキャド・ベインは高水準の改造を加えたローグ級ポラックス38スターファイターを要求した。シディアスは賞金稼ぎが提示した条件をのみ、クローキング装置や強力な武器を搭載した<ザナドゥ・ブラッド>をベインに与えた。デヴァロンでメモリー・クリスタルを手に入れた後、ベインは<ザナドゥ・ブラッド>に乗ってグリー・アンセルムやローディアへ赴き、フォース感応能力を持つ子どもたちを誘拐した。彼は誘拐した子どもたちを惑星ムスタファーにあるダース・シディアスの秘密施設へ届けた。
3人目のフォース感応者、ルー=ルー・ペイジを捕まえるためナブーを訪れた際、ベインはジェダイのアナキン・スカイウォーカーやパダワン・アソーカ・タノに逮捕された。<ザナドゥ・ブラッド>もジェダイ・オーダーに押収され、スカイウォーカーの旗艦であるヴェネター級スター・デストロイヤー<レゾリュート>に運び込まれる。船体に付着していた灰や燃料コンピューターの記録を手掛かりに、スカイウォーカーとタノはベインがムスタファーに寄港していたことを突き止め、シス卿の施設から子どもたちを救い出した。
逃亡後、ベインは何らかの方法で<ザナドゥ・ブラッド>を取り戻し、クローン戦争中に再びこのスターファイターを使用した。元老院オフィス・ビルの見取り図を入手した後、ベインは<ザナドゥ・ブラッド>に乗ってタトゥイーンへ向かい、ジャバ・ザ・ハットと対面した。その直後にはナル・ハッタのハット大評議会へ移動し、ズィロ・デシリジク・ティウレの追跡任務を引き受ける。惑星テスでズィロの死体を確認した後、ベインとトド360はジェダイのオビ=ワン・ケノービやクインラン・ヴォスの攻撃をかわし、<ザナドゥ・ブラッド>で惑星から脱出した。
制作の舞台裏[]
ザナドゥ(上都)は中国の地名を語源とする言葉で、さまざまな作品のタイトルやモチーフに使われている。
登場作品[]
クローン・ウォーズ – ホロクロン強奪 (初言及) (間接的に言及)
クローン・ウォーズ – フォースの子供たち (初登場)
クローン・ウォーズ – 邪悪なる計画
クローン・ウォーズ – ズィロを追え!