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シス・オーダー[1](Sith Order)は、フォースのダークサイドを信奉・使用したフォース=センシティブの教派である。“シス”という単語は、もともと惑星コリバンやジオストに原住したエイリアン種族を指す言葉であり、彼らは銀河共和国から追放されたダーク・ジェダイによって奴隷化され、統治された。ダーク・ジェダイの追放者たちは、元々フォースのライトサイドを信奉する禁欲的なフォースの派閥、ジェダイ・オーダーのメンバーだった。彼らはライトサイドに固執することを拒み、ダークサイドに転向してオーダーに挑戦した。これによって百年の闇と呼ばれる抗争が始まった。敗北したダーク・ジェダイは既知領域から追放されたが、その結果シス族が発見されることになった。ダーク・ジェダイとシス族の間には子どもが生まれ、何世紀もの時が過ぎた後には、純粋なシス族は存在しなくなり、二つの文化も混ざり合っていた。銀河系の歴史上、シスのオーダーは姿形を変えて様々な形態で生き残った。新しいリーダーや暗黒卿の台頭が、しばしばこのカルトの形態に劇的な再編をもたらしたが、力を求め、ジェダイ・オーダーの打倒を望むという点は、どの時代のシスにも共通していた。
シスはダークサイドの宗教の中でも最も悪名高く、このカルトのメンバーはしばしばダークサイドの力の頂点と見做された。その長い歴史を通し、シスは幾つかの帝国を治め、多くの銀河規模戦争を引き起こした。シスの宗教は、厳密にはシス・オーダーに属さないカルトや、シスの構成員が居ない多くのカルト組織にも影響を与えていた。こうした組織はシスの信者やその他のフォース=センシティブによって組織され、シスの歴史や教えの保存を目的に設立された。ナッド教徒やラグノスの使徒、クラースなどがそのひとつである。
参考資料
- スター・ウォーズ・ユニバース
- スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- 週刊スター・ウォーズ ファクトファイル
- スター・ウォーズ クロノロジー
- スター・ウォーズ 全史
- スター・ウォーズ アルティメット・ビジュアル・ガイド 特別篇
- スター・ウォーズ ダース・ヴェイダー・クロニクル
The Sith - 旧データバンク (リンク無効; バックアップ)
脚注
- ↑ カタカナ表記は『スター・ウォーズ キャラクター&クリーチャー完全保存版』に基づく。
関連項目
- シス卿
- シスの暗黒卿
- シス語