シナーラ・サン(Synara San)は惑星ミリアル出身の女性ミリアランで、新共和国時代に活動したウォーバード・ギャングの海賊、<コロッサス>の住民、廃品回収業者。シナーラは惑星ヴァンコアの路地でキャプテン・クレイガン・ゴールに拾われ(クレイガンいわく)彼の“娘同然”に育てられた。34 ABY、トリプル・ダークの夜、シナーラはクレイガン率いるウォーバードの一員として、惑星キャスティロンのトランター級スーパータンカー燃料基地<コロッサス>に対する襲撃に参加した。のちにセクター6でダリアスG級貨物船を襲撃した際、シナーラと海賊たちはコワキアン・エイプ=リザードの反撃に遭った。チームの最後の生き残りとなったシナーラは、貨物箱で気絶していたところをレジスタンスのパイロットであるポー・ダメロンとカズーダ・ジオノによって救出された。ジオノはシナーラが海賊だとは気づかず、彼女を<コロッサス>へ連れ帰った。
それからしばらくの間、シナーラは<コロッサス>のローディング・ドックで廃品回収業者として働きながら、仲間たちに襲撃のチャンスを知らせるスパイとして活動した。シナーラはプラットフォームの対空砲が故障していることを知らせ、海賊の攻撃を手引きしたが、ジオノやタマラ・リヴォーラといった<コロッサス>の住民たちと仲良くなるにつれ、スパイ活動に後ろめたさを感じるようになった。クレイガンの指示のもと、シナーラは海賊仲間ドレルとヴァリクを<コロッサス>に侵入させたが、2人がトーラ・ドーザを誘拐したことを知ると、ジオノたちに警告を放った。やがて<コロッサス>はファースト・オーダーに占領され、シナーラはお尋ね者となったが、彼女の正体に気づいていたジオノの助けを借りてプラットフォームから脱出を果たした。のちにキャスティロンの戦いが発生すると、シナーラは海賊たちを説得してチーム・コロッサスの援軍に駆け付け、ともにファースト・オーダーに立ち向かった。
登場作品[]
シナーラ・サン
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参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー
- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
- スター・ウォーズ タイムライン
Synara San - 公式データバンク
