- 「運命は変えられないの。夕日が沈むのを止められないのと同じ」
- ―シミ・スカイウォーカー[出典]
シミ・スカイウォーカー・ラーズ(Shmi Skywalker Lars)は銀河共和国衰退期に惑星タトゥイーンに住んでいた人間の女性で、ジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーの母親。クリーグ・ラーズと結婚し、オーウェンの義母になった。ルーク・スカイウォーカーやレイア・オーガナの父方の祖母で、レイアとハン・ソロの息子カイロ・レンにとっては曾祖母に当たる。
奴隷だったシミは、ミディ=クロリアンの意志によって妊娠し、父親のいない息子アナキンを出産した。彼女の息子は強いフォースを備えており、ジェダイの予言で「選ばれし者」とされる存在だった。シミとその息子はガーデュラ・ザ・ハットの手からジャンク屋ワトーの手にわたり、モス・エスパで奴隷生活を送った。ナブー危機のさなか、偶然タトゥイーンを訪れたジェダイ・マスター・クワイ=ガン・ジンが幼いアナキンの才能を見出し、ポッドレースの賭けで彼を奴隷主から解放した。アナキンがジェダイになるため故郷を去っていった後、ワトーはシミをクリーグ・ラーズに売り渡した。クリーグはシミを自由の身にし、妻として家族に迎え入れた。
クローン戦争の直前、シミはタスケン・レイダーの一団に誘拐されて拷問を受け、駆け付けた息子の腕の中で息を引き取った。アナキンは怒りに駆られてジェダイの道を踏み外し、母親を死に追いやったタスケンを虐殺した。クローン戦争中、アナキンは惑星モーティスを訪れ、並外れた力を持つフォース使いのサンによって母親のヴィジョンを見せられた。サンが創り出したシミの幻影はアナキンの恐怖心を煽り立て、愛する妻パドメ・アミダラの存在が、選ばれし者の運命を阻むことになると告げた。
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- スター・ウォーズ ジャーニー1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ ジャーニー ビギンズ
- スター・ウォーズ:オビ=ワン&アナキン (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- エイジ・オブ・リパブリック アナキン・スカイウォーカー (回想シーン)
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – フォースの惑星 (アナキン・スカイウォーカーのヴィジョンの中に登場)
- クローン・ウォーズ – 消えた植民者 (言及のみ)
- クローン・ウォーズ – 共和国の奴隷たち (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (言及のみ)
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙 (ダース・ヴェイダーのヴィジョンの中に登場)
- アソーカ (言及のみ)
- ロード・オブ・シス (言及のみ)
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 ベイダーの城 (ダース・ヴェイダーのヴィジョンの中に登場)