シンギュラリティ（Singularity）はテリック・フォー・ステーションの中にあったクラブ。訪問者たちはこのホールで酒を飲み、取り引きを交わし、さまざまな娯楽を楽しんでいた。店内では音楽が大音量で流れており、怪しげな商売をするにはうってつけだった。壁や調度品はブラックホールのように暗く、店の奥に行くほど狭く薄暗くなっており、“特異点”を意味する店名にちなんだのかのような内装となっていた。シンギュラリティは銀河帝国の宇宙船乗組員が、厳密には禁じられているやり方で“リラックス”をしてもお咎めを受けない数少ない場所のひとつだった。ただし宇宙軍情報部はシンギュラリティの常連となっている帝国軍将校を把握しており、万一の場合は彼らを脅迫できるよう、情報を握っていた。[1]
0 ABY、帝国軍特殊部隊のインフェルノ分隊は反乱分子パルチザンの内通者であるボック・ナーグを回収するためシンギュラリティを訪れた。隊員のギデオン・ハスクがクラブに入ってベスピン・ブリーズを飲みながら待機していると、ナーグは1人で来る約束を破ってパントランのシャリマと共に現れ、さらに3人のパルチザンが店にやってきた。ナーグはシャリマも一緒に回収してほしいとハスクに頼んだが、ハスクが帝国の軍人だと気づいたパルチザンが行動を起こそうとしたため、話し合いは決裂した。ハスクはシャリマから爆弾付きのデータチップを奪うと、店から脱出して爆弾だけ店内に投げ戻し、ナーグやシャリマもろともパルチザンを始末した。[1]
登場作品[]
- バトルフロント II：インフェルノ分隊 （初登場）