シートスの事件(Incident on Seatos)[5] は9 ABY頃に[3] デナブ星系の惑星シートスで発生した一連の戦闘である。元ジェダイのアソーカ・タノとその弟子のサビーヌ・レン、アーキテクト・ドロイドのヒュイヤン教授、そしてヘラ・シンドゥーラ将軍指揮下の新共和国のXウイング部隊が、モーガン・エルズベス率いる勢力と、彼女に仕える傭兵ベイラン・スコール、シン・ハティ、マロックらと争った。[4] 当時エルズベスは、異銀河へ姿を消した帝国のスローン大提督を銀河系へ連れ戻す計画を進めており、シートスの軌道で巨大ハイパースペース輸送リング<シオンの目>を建造していた。一方、アソーカやサビーヌ、ヘラはスローンの帰還を阻止しようとしつつも、できる事ならばスローンと共に行方不明になったエズラ・ブリッジャーを見つけ出したいと考えていた。マロックとシンが惑星コレリアの帝国派の工場から<シオンの目>建造に必要な最後のハイパードライブを運び出した際、ヘラは輸送船に追跡装置を取り付け、その行き先がデナブ星系であることを特定した。[6]
アソーカとサビーヌ、ヒュイヤンはT-6シャトルでデナブ星系へ赴き、シートス軌道に浮かぶ<シオンの目>を発見した。彼女たちはシンとマロック率いる戦闘機部隊による迎撃をしのぎ、シートスの地表にたどり着いた。[1] 一方、エルズベスの勢力はシートスの反射地点にあるヘンジで星図を起動し、銀河系外へのハイパースペース・ジャンプに必要な座標計算に取り掛かった。その間、スカウト・ガードやHK-87アサシン・ドロイド、そしてシンとマロックが森の中でアソーカらと戦い、時間を稼いだ。アソーカはライトセーバーの対決でマロックを殺害したが、ベイランに敗北し、座標計算を阻止することができなかった。またサビーヌは星図を破壊するチャンスを掴んだにも関わらず、エズラを探し出す手がかりが失われることを恐れ、ベイランに星図を差し出して彼らと行動を共にすることになった。<シオンの目>がハイパードライブを起動する直前、ヘラの部隊がデナブ星系に到着したが、エルズベスたちの出発を阻止することはできず、新共和国軍パイロットが数名ジャンプに巻き込まれて犠牲となった。[4]
登場作品[]
- アソーカ – パート3:飛び立つ時 (初登場)
- アソーカ – パート4:堕ちたジェダイ
- アソーカ – パート7:再会と別れ (言及のみ)
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 1.21 1.22 1.23 アソーカ – パート3:飛び立つ時
- ↑ アソーカ – パート6:はるかかなたで
- ↑ 3.0 3.1 公式アナウンスによればTVシリーズ『アソーカ』は『マンダロリアン』と同時系列の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『マンダロリアン』の年代は9 ABYであるため、『アソーカ』で描かれたできごとの年代も9 ABY頃であると判断できる。
- ↑ 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 4.10 4.11 4.12 4.13 4.14 4.15 4.16 4.17 4.18 4.19 4.20 4.21 4.22 4.23 4.24 4.25 4.26 4.27 4.28 4.29 4.30 4.31 アソーカ – パート4:堕ちたジェダイ
- ↑ アソーカ – パート7:再会と別れ
- ↑ アソーカ – パート2:苦労と苦悩