ジェイナ・シビンス(Jaiyna Sibinth)は人間の女性で、ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代を生きた異種言語学者である。彼女は惑星パサーナで開催される先祖の祭りの常連であり、アキ=アキの古代の言語を研究していた。シビンスは、コーナやクラトゥイン、スリルーア、タトゥイーンといった砂漠の惑星固有の文化には共通するテーマがあることに目をつけていた。[1] 35 ABY、レジスタンスのメンバーであるレイやフィン、ポー・ダメロン、チューバッカ、C-3PO、BB-8らがパサーナを訪れた日も、シビンスは祭りに参加していた。[2]
制作の舞台裏[]
ジェイナ・シビンスは2019年公開のシークエル・トリロジー最終作『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』で初登場を果たした。[2] また名称は設定資料集『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めて判明した。シビンスのファーストネームは原書本文で「Jaiyna」と表記されているが、索引では「Jaina」となっている。[1] ルーカスフィルム ストーリー・グループのスタッフであるマット・マーティンは、どちらの綴りが正しいかというファンの質問に対し、スター・ウォーズ レジェンズのキャラクターであるジェイナ・ソロ(Jaina Solo)と区別するためにも、本文の表記を推したいと回答している。[3]
シビンスを演じたのは、ヨルダン王国の王女ラーイヤ・ビント・フセインである[4](パサーナのシーンはヨルダンのワーディー・ラム砂漠で撮影された)。[5] キャラクターの設定と同様、ラーイヤ・ビント・フセイン自身も学者であり、スコットランドのエジンバラ大学で日本研究の学士号を、ニューヨークのコロンビア大学で日本文学の修士号を取得している。[6]
登場作品[]
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- ↑ 2.0 2.1 スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
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@missingwords(マット・マーティン) - X (旧Twitter). “I'd go with the actual entry rather than the index. It also gets away from Jaina Solo.” (スクリーンショット)
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@Ned_Donovan(Ned Donovan) - X (旧Twitter). “Not content with being an academic on Planet Earth, my fiancee Raiyah has recently found time to also become one in the Star Wars universe. Keep your eyes peeled for Jaiyna Sibinth in the new film, partly shot in the absolutely stunning Wadi Rum desert in Jordan.” (スクリーンショット)
- ↑ vGrossman, Lev (2019-05-22). Star Wars: The Rise of Skywalker, The Ultimate Preview. Vanity Fair.
- ↑ Statement from the Royal Hashemite Court. Jordan News Agency