ジェイボ・フッド(Jaybo Hood)はアウター・リム・テリトリーの惑星アイエゴに住んでいた人間男性である。クローン戦争期、10歳のフッド少年はオビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーと出会い、彼らが分離主義勢力の保安システムを突破するのを手伝った。
経歴[]
人間の男性、ジェイボ・フッドは32 BBYに生まれ、1,000の月を持つ惑星アイエゴの宇宙港都市クリフホールドで育った。クローン戦争中、独立星系連合がアイエゴから去っていった後、フッドは大量に取り残されたバトル・ドロイドを再プログラムし、自分の召し使いにした。フッドはマクロ・プロトコルと呼ばれるテクニックでドロイドのメモリーを一斉にワイプしたが、このプロセスに9か月もの時間を費やした。この頃、アイエゴの軌道は分離主義者のレーザー・ウェブ発生装置によって封鎖されており、大勢のパイロットが星を出ようとして命を落とした。フッドの友人タキートも犠牲者の1人だった。事の真相を知らないアイエゴの住民は、“ドロル”と呼ばれる1,000の月の亡霊がパイロットを殺しているのだと思い込んだ。
21 BBY、ブルー・シャドウ・ウイルスの解毒剤となるリークサの根を求め、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーとマスター・オビ=ワン・ケノービがクリフホールドにやって来た。フッドはスカイウォーカーが召し使いドロイドを敵と勘違いしてライトセーバーで破壊したことに憤慨したが、彼らのためにリークサの生息地を教えた。根を手に入れた後、ジェダイはドロルの呪いに関する警告を無視し、G9リガー級軽貨物船<トワイライト>でクリフホールドを発った。彼らはレーザー・ウェブを突破することができなかったが、アイエゴの住民の予想に反し、生きて地表に戻ってきた。
ドロルの正体が分離主義者の防衛システムであることに気づいたジェダイは、クリフホールド会議室に人を集め、フッドやアミット・ノロフの前で真相を説明する。レーザー・ウェブの主要ステーションがエンジェルの母星ミリアス・プライムにあることを知ったケノービは、フッドにヴァルチャー・ドロイドの再プログラムを依頼した。フッドはジェダイの頼みを快く引き受け、ヴァルチャー・ドロイドをリモコン操作可能に設定する。<トワイライト>はフッドと無線で連絡を取りながら再び軌道へ飛び立ち、ドロイドを使って保安システムを撃破した。
人物[]
ジェイボ・フッドは人間の男性で、赤毛に茶色い眼を持っていた。彼は若いころから機械いじりの才能に恵まれ、分離主義勢力のドロイドを自力で再プログラムすることができた。21 BBY当時、彼の身長は1.4メートルだった。
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- Jaybo Hood - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Jaybo Hood - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ "Mystery of a Thousand Moons" Episode Gallery - StarWars.com (バックアップ - Archive.org) によればフッドは『千の月の謎』の時点で10歳であり、スター・ウォーズ タイムラインによればその時系列は21 BBYである。よってフッドの生年は31 BBY頃となる。