ジェダイ・テンプル・ガード(Jedi Temple Guard)はジェダイ・オーダーに仕えた組織。彼らはジェダイの紋章が入った金茶色のフード付きローブと仮面を身に着け、黄色いブレードを放つ特殊なライトセーバー・パイクを装備していた。
特徴[]
ジェダイ・テンプル・ガードの役割は、長い歴史を持つジェダイの聖地、ジェダイ・テンプルのホールを防衛することだった。テンプル・ガードはジェダイ・オーダーに所属するナイトの中から選びだされ、無名の歩哨として組織に奉仕した。銀河共和国時代末期、テンプルの保安主任を務めるジェダイ・マスター・シン・ドローリグがテンプル・ガードを率いていた。テンプル・ガードの無個性なローブと仮面は、より崇高な職務のために感情的な執着を放棄していることの象徴だった。テンプル・ガードは特徴的で稀少な黄色のブレードを放つダブル=ブレード型ライトセーバー・パイクを携帯した。彼らのライトセーバーの刃は、一般的なダブル=ブレード・ライトセーバーよりも短かった。
歴史[]
クローン戦争中、ジェダイ・テンプル・ガードは惑星コルサントにあるテンプルの防衛を任されていた。戦争中、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーがテンプル爆破事件の犯人であるパダワン・バリス・オフィーと戦った際、テンプル・ガード数名が爆破犯の取り押さえに加わった。スカイウォーカーとテンプル・ガードはオフィーを共和国の裁判所まで連行し、濡れ衣を着せられていたアソーカ・タノの潔白を証明した。
クローン戦争終結以降、シスの暗黒卿ダース・シディアスが行った粛清によって、テンプル・ガードを含むジェダイ・オーダーの全メンバーが過去の存在となった。帝国時代、かつてテンプル・ガードの一員だったパウアンの男性が銀河帝国に加わり、尋問官を率いる大尋問官になった。ヤヴィンの戦いの3年前、惑星ロザルにあるジェダイ寺院を訪れたケイナン・ジャラスは、フォースのヴィジョンの中でテンプル・ガード数名と戦った。ジャラスはヴィジョンの中で正式にジェダイ・ナイトの称号を授与され、大尋問官もかつてジェダイだったことを知った。間もなく、尋問官フィフス・ブラザーとセヴンス・シスターが寺院を襲撃したが、2人はテンプル・ガードの幻影に取り囲まれ、ジャラスとその仲間を取り逃がした。
登場作品[]
- スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー アソーカ&パドメ
- クローン・ウォーズ – 爆破犯を追え (初登場)
- クローン・ウォーズ – ジェダイの過ち
- クローン・ウォーズ – 声
- スター・ウォーズ:ケイナン2 ファースト・ブラッド
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙 (像が登場)
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産 (像が登場)
- 反乱者たち – 忍び寄る闇 (ヴィジョンの中に登場)
- 反乱者たち – シスの秘密 (マスクのみ)
- 反乱者たち – 内通者 (マスクのみ)
- 反乱者たち – 家族の再会 - そして別れ (マスクのみ)
- スター・ウォーズ:ナー・シャッダの決斗 (マスクのみ)
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ ライトセーバー:フォースの武器の手引き
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- Jedi Temple Guard - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Jedi Temple Guard - 公式データバンク
- Lightsaber Pike - 公式データバンク