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ジット(Jitt)は銀河内戦時代砂漠惑星タトゥイーンに住んでいた女性ジャワネビット部族に所属し、サンドクローラー内で主任メカニックとして働いていた。

経歴[]

EG and Jitt

ジットとEG-30

1 BBY[2]、ジットが属すジャワ部族惑星タトゥイーンデューン・シーEG-30という名のGNKシリーズ・パワー・ドロイドを入手し、サンドクローラーに運び込んだ。クローラー内で整備の仕事をしていたジットは、磁気吸引チューブで運びこまれてきたEG-30を一目見るなり、このドロイドに愛情を抱いた。それから数かにわたり、ジットとEG-30は仕事をするときも遊ぶときも、片時も離れることなく一緒に過ごした。[1]

ジットは仲間のジャワがEG-30を売ってしまわないよう守り続けていたが、それも長続きはしないと判断し、ある計画を練った。[1] 0 BBY[2]、EG-30がとある水分農場に売られることになった、ジットはドロイドが故障してしまえば水分農夫も購入を断念するだろうと考え、EG-30の主要モチベーターを秘密の装置で破壊しようとした。しかしジットは水分農夫の娘がEG-30に抱きついているのを見て、彼が新しい家族に迎え入れられる機会を邪魔することはできないと思い直した。ジットにとってこれはつらい決断だったが、同時に正しい決断であると納得もしていた。[1]

ジットとEG-30の物語は後世に語り継がれることになった。ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、ワイルド・スペースを旅する製図家エミル・グラフは、アーキテクト・ドロイドCR-8Rにこの物語を語って聞かせ、生物が無生物に対して愛情を抱くこともあり得るのだと説明した。[1]

制作の舞台裏[]

ジットは2018年3月28日に出版された『スター・ウォーズ アドベンチャーズ 8』に収録されている短編コミックワイルド・スペースからの物語:ゴンク!』(オーティス・フランプトン作・画)で初登場を果たした。ジットは本作の枠物語パートの主人公である。[1]

本作ではジャワ部族がC-3POR2-D2を連れている描写があるため、枠物語の一部は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』と同時期で、ジットが所属しているのはネビットの部族ということになる。[1] ネビットの部族はC-3POとR2-D2を売却した後の[3] 帰り道で[4] ストームトルーパーによる攻撃を受けて壊滅状態となるはずであるが[3]、本作ではその点について触れられていない。本作ではC-3POとR2-D2の登場場面以降もある程度の時間経過が描かれており、ジットが無事のままである経緯は不明である。[1]

登場作品[]

脚注[]

  1. 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 IDWStarWarsAdventuresLogoSmaller ワイルド・スペースからの物語:ゴンク!アドベンチャーズ(2017) 8
  2. 2.0 2.1 ワイルド・スペースからの物語:ゴンク!』の回想場面の一部は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』と同時期であり、『スター・ウォーズ タイムライン』によれば年代は“0”(0 BBY)となる。回想場面の開始時点はそのシーンの数か月前であり、『タイムライン』に照らし合わせると1 BBYということになる。
  3. 3.0 3.1 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
  4. スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
他言語版
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